[試合速報]2023.1.10
後楽園ホール開幕戦! 松本圭佑が魅せた!
松本圭佑(大橋)
日本フェザー級3位の松本圭佑(23=大橋)が10日、後楽園ホールで開催された「フェニックスバトル.96」のメインイベントに出場。フェザー級8回戦で、濱口人夢(28=市野)と対戦した。
ここまで6戦全勝(6KO)の松本が、パーフェクトレコードを更新したのか? それとも三重から参戦した濱口が一泡吹かせたのか?
2023年、後楽園ホールで行われたボクシング興行の開幕戦の結末はーー。
ここまで6戦全勝(6KO)の松本が、パーフェクトレコードを更新したのか? それとも三重から参戦した濱口が一泡吹かせたのか?
2023年、後楽園ホールで行われたボクシング興行の開幕戦の結末はーー。
松本圭佑(大橋)が2回TKO!
松本が圧巻の強さを見せた。初回からキレ味鋭いジャブで組み立てると2回にカウンターの左フックからパンチをまとめてダウンを先取。立ち上がった濱口に迫ると右ストレートでダウンを追加。偶然のバッティングで左目上をカットしたが、最後は右アッパーで試合を終わらせた。
「課題が残った」
試合後に会見に臨んだ松本は「初回が終わって、相手は我慢強いタイプだと思ったので、どのように組み立てていこうかと考えていた時にダウンを奪ってしまった。再開後は(パンチを)まとめるのか、じっくり攻めるのか迷ってしまった」と圧勝劇にも決して満足することはなかった。
7戦全勝(7KO)!
7戦全勝(7KO)とパーフェクトレコードを更新した。それでも「KOは頭の片隅にはあるが、流れの中で倒せればよい。KOにはこだわっていない」とこれからも松本圭佑のスタイルを貫いていく。
タイトル挑戦を視野に入れる
大橋秀行会長は「日本ランキング3位だし、早々にタイトルに挑戦させたい。相手のレベルが上がるほどもっと良さが出る。皆がビックリするようなパフォーマンスを見せられる」とタイトル戦にGOサインを出した。
松本も「強い相手の方がより実力を発揮できる。次戦がタイトルマッチでも良い。減量は楽ではないが、父がフェザー級だったので、この階級でベルトを獲りたい」と実力者が揃うフェザー級で頂点を目指す。
松本も「強い相手の方がより実力を発揮できる。次戦がタイトルマッチでも良い。減量は楽ではないが、父がフェザー級だったので、この階級でベルトを獲りたい」と実力者が揃うフェザー級で頂点を目指す。
松本圭佑(大橋)から目が離せない!
この試合から新たにスキンヘッドで臨んだ。小学生の頃から脱毛症に悩まされ、高校生になる頃には症状が良くなったが、昨年から急激に進行してきた。「新たなイメージを持ってやっていこう」。今年が年男の松本は「脱毛症で悩んでいる人やコンプレックスがある人を少しでも勇気づけられたら」と、ワンステージ上を見据えた"ミライモンスター"の自覚と覚悟を見せた。今年はベルトを巻く姿が見てみたい。
「もっと人気が出る、皆が見たいと思う選手になりたい」。卯年、大きく跳ねるための好スタートを切った!
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