ボクシングモバイルニュース
[前日計量]2022.12.17

KO決着必至! 日本ミドル級王座戦

大阪決戦!
 日本ミドル級タイトルマッチの前日計量が17日、大阪市内のジムで行われ、王者の国本陸(25=六島)と同級1位のワチュク・ナァツ(25=マーベラス)が会場に姿を現した。

 試合は、明日(18日)、大阪市立住吉区民センターで開催される「株式会社アクトpresents You will be the Champion15」のメインイベントで行われる。計量を終えた両者に電話取材で意気込気を聞いた。
「全力でぶつかって勝つ」
 今年4月の王座決定戦で戴冠した国本は、これが初防衛戦となる。ミドル級リミットちょうどの72.5㎏でクリアした国本は「減量をクリアしたので、まずはホッとしている。勝ちを確信しました」と電話口で元気な声を出した。

 この試合に向けて、韓国でスパーリングキャンプを敢行するなど、充実したトレーニングを積んできたようだ。「初めて手を合わせた選手が多くて、良い緊張感でスパーができた。自分がチャンピオンだが、いつも通り挑戦者の気持ちで、全力でぶつかる」と必勝を誓った。
「ベルを持ち帰る」
 一方、タイトル初挑戦のナァツは、100gアンダーの72.4kgでパスした。「ようやくタイトルマッチができる。いい感じの緊張感で、明日は良いパフォーマンスが見せられそう」と決戦を心待ちにしていた。

 この日、国本とは初対面したナァツは「自分より少し大きいくらいで想定内」と話すと、「相手はアマチュア経験が豊富でテクニックがあるので、飲み込まれないように戦う」と意気込んだ。