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[電話取材]2022.12.6

近藤明広が激戦を振り返る

一夜明けて近藤明広(一力)が語った
 前OPBF東洋太平洋スーパーライト級王者の近藤明広(37=一力)が6日、電話取材で試合の感想を語った。近藤は、昨日(5日)、後楽園ホールで同級6位の永田大士(32=三迫)の挑戦を受けたが、判定負けで王座を陥落した。

 リング上で近藤が感じたこととはーー。
「(永田選手は)距離を取るのが上手くなっていた」
 近藤は「(永田選手は)パワーがあるのはわかっていたが、前戦よりバックステップが上手くて、進化を感じた。初回にダウンを奪ったことで、狙いに行きすぎてしまった。9ラウンドが始まった時の勢いがすごくて、気持ちで負けてしまった」と電話口で悔しさをにじませた。
「今後のことはゆっくり考える」
 今年6月に王座返り咲きを果たしたが、半年でベルトを手放してしまうことに。「なんとか生き残りたかったが…」。「しばらくゆっくりして、今後のことは真剣に考えたい」と熟考していくことを伝えてくれた。