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[公開練習]2022.11.24

井上尚弥がスイッチを披露。

千葉開(横浜光)と6ラウンド

 世界4団体統一戦に向けて調整を続けている井上尚弥(29=大橋)が24日、横浜の大橋ジムで、東洋太平洋バンタム級王者の千葉開(横浜光)を相手に、6ラウンドのスパーリングを実施。4、5回には数秒間、サウスポーにスイッチするシーンもあった。

スパーリングを披露

■一問一答:井上尚弥

―千葉選手とのスパーは初めてですか?

「以前、ドネア戦前か、ディパエン戦前で1度やっていますね。今回は、月曜日と今日と今週2回。月曜も6ラウンドをやりました。千葉選手がどんなタイプかは分かっていましたね。今日のテーマは『触れさせない』。自分があえてもらうパンチや、触れさせるパンチはあったとしても、千葉選手が狙いにいったパンチは1発もないと思う。今日は、そのテーマ通りできたと思いますよ」

―以前は、4ラウンドが基本でした。長めのラウンドは、やはりバトラー対策ですか?

「そうですね。先週は6ラウンド、6ラウンド、10ラウンドでやりましたし。田中恒成選手の時だけ4ラウンドでしたが、走り込み合宿前も、8ラウンドをやったと思います」

―今後のスパーリング予定は?

「今週の土曜日には(同門の)山川とやります。月曜日は体調次第で、やれるならやろうとは思っていますね。明日のヤエトレ(八重樫東トレーナーのフィジカル)次第ですね(笑)。大体、2週間前になるとスパーリングはやっていないので、来週月曜日の28日が打ち上げになるかなと。そこからは桑原拓と拓真と、マスボクシングになると思います」

トップランク社のポスター

―今気にしていることは何ですか?

「あとは体重調整ですね。ちょっとしたこと。もうハードワークというのは、そんなにやらないと思います。あとは体調管理です」

―体調面で新しいことは導入していますか?

「八重樫さんにお願いして、ビタミン系とかを処方してもらっていますね。アミノ酸はザバスさんにお願いしています」

―来年、30歳を迎えますね。

井上「まだ、30歳ですけれど、ちょっと気を使いながらやっています」

―トップランク社の試合PR画像が公開されましたね。

井上「かっこよくていいんじゃないですか。気持ちは上がりますね」