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[会見]2022.11.24

吉田実代! ニューヨークに移住!

ニューヨークで世界王座奪還を目指す!

 元WBO女子世界スーパーフライ級王者の吉田実代(三迫)が24日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)事務局で会見を開き、この日付けで、三迫ジムとの契約を解消し、ルゥ・ディベラエンターテイメントと契約(日本人選手男女通じて初)、米国ニューヨークに移住して、世界王座返り咲きを目指すことを発表した。今後、吉田はJBC管轄外の選手として米国を中心に活動していく。

ルゥ・ディベラエンターテイメントと契約

 小学1年生の長女、実衣菜(7才)さんとニューヨークのブルックリンに移住する吉田は、グリーソンズジムで練習する。すでに11月2日に渡米し、住居と実衣菜さんの通学する小学校を決めてきた。

長女と長期滞在を視野に!移住。

 2018年8月のOPBF王座戦以降、海外で活動したいと思うようになったという吉田は、将来的には、日米間を行き来する生活になるとしながらも、長期滞在を視野に入れていることを明かした。

早ければ年明け2月に試合

「人生一度きりしかないので、海外で強い相手と戦いたい」と目を輝かした吉田。「目標は世界王座奪還。ベストウェイトはフライ級だが、チャンスがあるのなら、どの階級でもやりたい。どんどん試合をしていきたい」と、早ければ2月下旬にリングに上がれるように準備を進めている。

三迫貴志会長も協力を約束

 会見に同席した三迫貴志会は「本人の兼ねてからの強い希望だが、ニューヨークに移住してまでというのは、なかなかないこと。未開の地で挑んでいくということで、応援していきたい」と三迫ジム所属選手ではなくなったが、今後も協力的な関係を築いていくとした。