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[引退]2022.10.28

元日本王者・奥本貴之が引退を発表

奥本貴之(Gツダ)がリングを去る
 日本ボクシングコミッション(JBC)は24日付で、元日本スーパーフライ級王者の奥本貴之(30=グリーンツダ)の引退を発表した。

 奥本は、2007年5月にタイでデビューすると、17歳になったのを機に、JBC(日本ボクシングコミッション)プロテストを受験し合格。2018年8月に日本王座を獲得し、3度の防衛に成功した。昨年12月の飯村樹輝弥(24=角海老宝石)戦がラストファイトとなった。

 現役生活を終えた奥本からコメントが届いた。
生涯戦績:39戦24勝(11KO)11敗4分
 「14歳からボクシングを始めて、30歳の今日まで16年間大きな怪我もなく、無事にリングを降りることができました。丈夫な体に産んでくれたお母さん、お父さんに感謝します。約10年間、嫁さんや子供に迷惑をかけたので、第二の人生は、嫁さんと子供がいる京都で頑張っていきます。毎日嫁さんが作ったご飯を食べれて、子供の顔が見れて幸せです」。

 12月11日(日)、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で開催される「CRASH BOXINGvol.27」で、引退式を行う予定だ。