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[予想]2022.10.22

矢吹正道は拳四朗vs京口をこう見る!

矢吹正道(緑)の予想
 京口紘人(28=ワタナベ)と寺地拳四朗(30=BMB)による、ライトフライ級王座統一戦。長らくライバル関係だった2人が、お互いにベルトを懸けてついに激突する。

 どっちが勝つのか、ファンや関係者の間でも予想が飛び交っている。前WBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級王者の矢吹正道(30=緑)は、どのように予想しているのか? 拳四朗と2度にわたり拳を交えた矢吹だからこそ言える勝利のポイントとは!
拳四朗選手の出方で変わる
 拳四朗の出方によると思うのですが。接近戦になるなら、5.5-4.5で京口。ただ、(拳四朗選手は)接近戦もすると思うが、最初からはそうはならないと思う。拳四朗が足を使えば6-4、もしくは7-3で拳四朗が有利。接近戦の技術は、京口選手の方が上だと思う。拳四朗選手のファイタースタイルは、ユーリ阿久井選手のように、真っ直ぐに重圧をかけてパンチを打ち込んでくるもの。前回、そこまでテクニックは感じなかった。要所要所で、ファイターにすると思うが、いきなりファイタースタイルにはしてこないと思う。
京口選手はファイターでもしっかりとボクシングをする
 京口選手は、勝つには武器が足りないかな。ただ、足を使ってもファイターできても、どっちも対応できる対策をしていると思う。京口選手は、ファイターでもしっかりとボクシングをするタイプなので、拳四朗選手としては、やりやすいのかなと思う。
2度に渡り拳四朗と拳を交えた
 拳四朗選手と初めて対戦した時は、ジャブへの対策がハマって勝てた。2回目はもっと足のスピードを上げて、プレッシャーをかけてくると思ったが、ファイタースタイルできた。技術的に、そこまで驚くレベルではなかったが、自分が戦いながら考えてしまい、迷ったのが敗因につながった。
さいたまスーパーアリーナでゴング!
 京口選手も、いきなりファイターで来られても「そう、来たのかぁ」という感じで対応できると思う。ジャブを使われて、ほどよい距離で戦われるのが嫌だと思う。結果としては、拳四朗選手の判定勝ちを予想します。