[公開練習]2022.10.19
調整順調! 京口紘人
一点集中。
WBAライトフライ級世界スーパーチャンピオンの京口紘人(28=ワタナベ)が20日、メディア向けに練習を公開した。
京口陣営は、11月1日(火)にさいたまスーパーアリーナで開催されるWBC世界王者の寺地拳四朗(30=BMB)との王座統一戦に向け、チーム一丸となって準備を進めている。
チームのサポートに感謝。
普段から対戦相手の試合映像を見ないという京口は、王座統一戦でもスタイルは変えず「あんまり見てない。試合当日対応できればと思います。映像はハイライトを見るくらい」と先入観を持つことを避けた。
100ラウンドのスパーリング
スパーリングに関しては、6ラウンドと8ラウンドを中心に、既に80ラウンドを消化。試合までに計100ラウンドで、実践感覚を養う。「全体的にレベルが上がっている。引き出しが増えたので、やれることが増えた。練習にメリハリをつけて、調整している」とこれまでのトレーニングを振り返り「日々、日常から試合のことを考えている」と、大一番に集中している。
軽快な動きを披露
ファイトウィークを含む試合までの10日間は、ワタナベジムが用意した一軒家で、常に数人のサポートを受けながら、ボクシングだけに専念できる環境で過ごすことを明かすと同時に、同ジムとチーム全員に感謝した。
コンディション作りも万全
順調に調整が進んでいるという京口は「体重もスムーズに落ちている」と、時折笑顔を見せながら取材に応じた。
決戦は11月1日(火)さいたまスーパーアリーナ
勝負のカギは「大一番、ベストコンディションを作れるようにしたい。当日のコンディション次第。やってきたことは嘘つかない」と、スーパーチャンピオンの貫禄を見せた。