[公開スパーリング]2022.10.7
中谷潤人! さすが世界王者!
帰国後初スパーリング
WBO(世界ボクシング機構)フライ級王者の中谷潤人(24=M・T)が7日、神奈川県相模原市の所属ジムで、報道陣にスパーリングを公開した。
10月4日(火)に米国合宿から帰国した中谷は、「まだ時差ボケがある」と語ったが、多彩なコンビネーションを披露し、順調な調整ぶりをアピールした。
中谷は、11月1日(火)、さいたまスーパーアリーナで、WBO世界スーパーフライ級3位のフランシスコ・ロドリゲスJr(29=メキシコ)とスーパーフライ級10回戦で対戦する。
10月4日(火)に米国合宿から帰国した中谷は、「まだ時差ボケがある」と語ったが、多彩なコンビネーションを披露し、順調な調整ぶりをアピールした。
中谷は、11月1日(火)、さいたまスーパーアリーナで、WBO世界スーパーフライ級3位のフランシスコ・ロドリゲスJr(29=メキシコ)とスーパーフライ級10回戦で対戦する。
オーソドックスも取り入れている
米国では、本来のサウスポースタイルに加えて、オーソドックスでの戦いも取り入れた。「基本的にはサウスポーだが、展開を変えたい時に右構えも出していきたい。右の完成度はまだ先だが、やっていくことに意味がある」。
軽快な動きを見せた
スーパーバンタム級のB級ボクサー内構拳斗(22=横浜光)と3ラウンドのスパーリングを行った中谷は、左アッパーで迎え撃つと、ジャブを突きながら、距離をキープ。角度を変えた左を叩き込み、接近戦でも、左右アッパーを突き上げるなど、技のオンパレードを見せてくれた。
重厚なプレスをかけてくる内構に対し、いなしたり真っ向から打ち合ったりと、世界チャンピオンの貫禄を見せた。「スペースを作りたくて」と、一瞬だけオーソドックスに変化した。
重厚なプレスをかけてくる内構に対し、いなしたり真っ向から打ち合ったりと、世界チャンピオンの貫禄を見せた。「スペースを作りたくて」と、一瞬だけオーソドックスに変化した。
「しっかりと動くことができた」
ロドリゲスJrと同じ身長(163㎝)で右ファイターの内構は、良い練習相手となりそうだ。今後も、内構とのスパーを重ねていくという。その後は、サンドバック打ち、ダブルのパンチングボールで、たっぷりと汗を流した。
長いラウンドでのスパーも入れていく
帰国後、初スパーを終えた中谷は「動いていく中で、違和感なくできた」と自身の出来に納得の表情を浮かべた。「これからも集中力を切らさず、長いラウンドのスパーリングもしていきたい」。試合までに10~12ラウンドのスパーリングも入れていくという。
11月1日(火)さいたまスーパーアリーナ!
「ロドリゲス選手は、実績がある強い相手だが、しっかりと試合をコントロールして、勝つ姿を見せたい」。世界2階級制覇を見据えた大事な一戦を迎える中谷に、死角はない!