ボクシングモバイルニュース
[公開練習]2022.9.22

メイウェザーが内山高志氏のジムで公開練習

すごいツーショット!

 50戦全勝で引退した、元世界5階級制覇チャンピオンのフロイド・メイウェザーJr.(45=米国)が22日、都内で練習を公開した。この日、練習会場となったのは、元WBA世界スーパーフェザー級スーパーチャンピオンの内山高志氏が運営する「KOD LAB」ボクシングフィットネスジム。メイウェザーは、25日(日)にさいたまスーパーアリーナで開催される「The Battle Cats presents 超RIZIN」において、ボクシングのルールに準じた3分3ラウンドのエキシビジョンで、格闘家の朝倉未来選手と拳を交える。 

 エキシビションは、ABEMA TVでライブ配信される。

報道陣の数もすごい!

 公開練習は、予定よりも1時間ほど遅れてスタートしたが、多くの取材陣に出迎えられたメイウェザーは、ミット打ちとサンドバッグ打ちを惜しみなく披露した。

ブレない動き
 練習の様子を見ていた内山さんは、「前回、那須川天心選手とエキシビジョンをした時よりも仕上げてきてますね。軽くやってるのはわかるが、スピードもあるし、動きにブレがない」と、引退後もトレーニングを続けているレジェンドの出来栄えに舌を巻いた。
フロイド・メイウェザーJr.(米国)

 エキシビジョンの展開予想に話が及ぶと「普通にやったら、当たらないでしょう」と切り出すと「メイウェザーのスイッチを入れることが出来るかが、カギとなるでしょうね。メイウェザーのパンチをもらわないようにしたら、無難に終わるでしょう。朝倉選手がガンガン行って、メイウェザーのスイッチが入れば、出てくるので、チャンスが生まれるかもしれないですね。朝倉選手のセンスに期待したいですね」と楽しみにした。

 もし、内山氏が戦うとしたら、という問いには「スイッチを入れないようにします」と記者の笑いを誘った。
 

背中も大きいメイウェザー

 記者の質問にも快く答えたメイウェザーは「1987年からずっと同じことをしている」と、今でもボクシング愛を貫くメイウェザーは、「日本のファン、関係者に感謝している。機会があれば、また、エキシビションを日本でやりたい」と、ボクシングの普及活動を続けるとした。

 今週末のエキシビションに関しては「前回は早く終わってしまったので、今回は、じっくり3ラウンド披露したい。要望があれば、早く倒してもいいけどね」と、リップサービスも忘れなかった。

日米のレジェンドがご対面!

 練習後、内山氏と対面したメイウェザーは、内山さんの顔を見るなり「あなたもファイターだよね。もちろん知ってるよ」と、自身がスーパーフェザー級からプロキャリアをスタートしたことを懐かしみながら、固い握手を交わした。