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[前日計量]2022.8.30

藤岡飛雄馬inタイ!

藤岡飛雄馬(宮田)が計量をパス!
 日本スーパーバンタム級8位の藤岡飛雄馬(30=宮田)が30日、タイ・ナコーンラーチャシーマーのホテルで前日計量に臨んだ。

 藤岡は、明日(31日)行われるWBC(世界ボクシング評議会)ミニマム級タイトルマッチ(パンヤ・プラダズブリvs田中教仁)のアンダーカードに出場。WBOアジアパシフィック・ライト級14位のラチャッタ・カオピマイ(タイ)と、ス―パーフェザー級10回戦で対戦する予定だったが、相手選手がコロナに感染したため、急きょ対戦相手が変更となった。新たな対戦相手となった、ポンラワット・ナンチンダ(30=タイ)と前日計量に臨み、両者ともスーパーフェザー級リミットちょうどの、58.9kgでクリアした。計量を終えて電話取材に応じた藤岡は、必勝を誓った。

 藤岡が明日対戦するナンチンダは、今年7月10日にプロデビューした30歳。8月17日にも試合をしていて、2戦2勝2KOという戦績を残している。
2度目のタイ遠征
 計量前の減量で体力が消耗しているはずだが、「今回は(主戦場の)スーパーバンタム級より階級が上なので、いつもより減量幅が少ないので、口がよく回ります」。声に張りがあり、電話口からも調子の良さをうかがわせた。今回で2度目のタイ遠征だが、前回はホテルの湯が出ず、水抜きに苦労した経験を踏まえて、日本でしっかりと落してきたという。
「移動はかなり大変だった」
 体重は問題ないが、移動ではかなり苦労したという。昨日(29日)日本を出発し、夜11時にバンコクのホテルに到着。翌朝8時に出発し、車で4時間かけて決戦地ナコーンラーチャシーマー入りした。「(移動は)かなり大変でした」。

 気温は30℃を下回っていて「雨も降っていなくて、日本より快適ですよ」。しかし、「 ホテルは冷房が効いていて、むしろ寒いくらいです」。
「徐々に崩していく」
 昨年11月、高橋竜平(横浜光→引退)を撃破し、ランキング入りした藤岡。「前回は(タイで)負けているので、タイでリベンジしたい。相手の崩し方は、(僕の中では)決まっている。徐々に相手を壊していく」と意気込んだ。
藤岡飛雄馬の勝利に期待!
 田中と一緒に車移動し、健闘を誓い合った。明日は、田中の試合が先で、藤岡の試合は日本時間で23時過ぎになるという。これまで国内、海外問わず戦ってきた、技巧派サウスポーの吉報を待ちたい。