[試合後談話]2022.8.14
世界を目指した宮崎亮と大沢宏晋の決断。
大沢宏晋(オール)
亀田興毅ファウンダーが手がける「3150 FIGHT Vol.3」が14日、エディオンアリーナ大阪で開催された。この日は、世界再挑戦を目指して、元WBA世界ミニマム級チャンピオンの宮崎亮(34=KWORLD3)と元世界ランキング1位の大沢宏晋(オール)がリングに上がった。
2度目のダウンで試合が決まった。
結果は、どちらもTKO決着による敗退。試合後の会見で大沢は、「相手は映像以上の強さがあった。世界へのステップと思っていたが、ここで負けてるようでは、グローブを吊るそうと思っていた。世界が見えて、ここぞというところで、負けてしまった。また、やりますというような、甘い世界ではない。幸せなボクシング人生だった」とサバサバとした様子で、引退を表明した。
大沢宏晋が引退を表明。
今後に関しては、後輩の育成など、ボクシングには関わらず、「違うフィールドで戦う」と、一般社会で第二の人生を謳歌することを誓った。
宮崎亮(KWORLD3)
一方、1ラウンドに手を出す間もなくレフェリーストップで、試合を終えてしまった宮崎は「集中できてなかった」と悔しがった。初回は慎重に入った宮崎だが、裏目に出てしまった。
宮崎亮(KWORLD3)は仕切り直し。
今後に関しては、態度を保留。「興毅会長と話し合って決める」と言うに留めたが、不完全燃焼だったことは、隠しきれず。気持ちを入れ直して、仕切り直しとなりそうだ。
悔しがった宮崎。