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[前日計量]2022.8.13

但馬ミツロ「格の違いを見せる」

右:但馬ミツロが2戦目でベルトを狙う!
 日本ヘビー級王座決定戦の前日計量が13日、大阪市内のホテルで行われ、同級1位の但馬ミツロ(27=KWORLD3)と韓国同級王者のイ・ソンミン(31=韓国)が会場に姿を現した。但馬は120.0㎏、イは111.5㎏でクリアした。

 試合は、明日(14日)にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第1競技場)で開催される「3150FIGHTvol.3」のメインイベントとして行われ、試合はABEMAでライブ配信される。

 但馬が勝てば、2戦目での日本王座獲得となり、国内最短記録更新することになる。
気合い十分!
 計量後に行われた記者会見に出席した但馬は「相手を見ても、特に何も感じなかった。存在自体が違う。明日は何も通用しないことをわかってもらう。KOします」と格の違いを見せるつもりだ。

 フェイスオフでは、イに近づき鋭い眼光で睨みつけると、最後まで目を逸らさなかった。
いずれサトシ・イシイ(クロアチア)との対戦も!?
 北京五輪柔道100㎏超級の金メダリストで、クロアチアでボクシングのプロライセンスを取得したサトシ・イシイ(35=クロアチア)がデビュー戦を迎える。会見でイシイは、但馬との対戦を希望した。ラブコールを受けた但馬は「そっちが、やる気ならやる」と応じる構えだ。

 亀田興毅ファウンダーは「C級ライセンスのイシイ選手が、A級ボクサーの但馬選手と戦うのは、まだ先になると思うが、明日のイシイ選手の試合を見てみたい」を話すにとどめた。
韓国ヘビー級王者のイ・ソンミン
 一方、韓国ヘビー級王者のイは「練習してきたことを出して、必ず勝つ」と静かに闘志を燃やした。
エディオンアリーナ大阪第1競技場でゴング!
 亀田ファウンダーは「それぞれが思いを背負ってリングに上がる。明日は、プロモーターとして最初の興行になる。第1試合から最後まで目の離せない試合になる」とイベントの成功を約束した。