[引退式]2022.8.7
元王者の矢田良太が最後のリング
矢田良太が地元で引退式
第54代日本ウェルター級王者の矢田良太氏(33)が7日、大阪枚方市総合体育館で開催された「CRASH BOXINGvol.26in矢田良太引退記念興行」で引退式を行った。
「浪速のターミネーター」のニックネームを持ち、豪快なKO勝ちで、人気ボクサーとなった矢田氏。2018年4月に後楽園ホールで王座奪取に成功すると、2度の防衛に成功。昨年11月の試合を最後に、グローブを吊るした。現在は、妻の実家の高知県宿毛市で土佐分担農場の仕事に就いている。地元の枚方市で引退式に臨んだ矢田氏は、感謝の気持ちを言葉にした。
生涯戦績:28戦20勝(17KO)8敗
「浪速のターミネーター」のニックネームを持ち、豪快なKO勝ちで、人気ボクサーとなった矢田氏。2018年4月に後楽園ホールで王座奪取に成功すると、2度の防衛に成功。昨年11月の試合を最後に、グローブを吊るした。現在は、妻の実家の高知県宿毛市で土佐分担農場の仕事に就いている。地元の枚方市で引退式に臨んだ矢田氏は、感謝の気持ちを言葉にした。
生涯戦績:28戦20勝(17KO)8敗
本石昌也会長は「3勝3敗だった矢田が、まさかチャンピオンになるとは思わなかった。4回戦時代から、負けた翌日から練習に来ていた。『自分にはボクシングしかないので、チャンピオンになるまで諦めません」と。矢田良太は、絶対に諦めない心と大きな夢を叶えるために動いてきたボクサーだった。彼のことを本当に誇りに思う。引退は矢田にとって、一番間違いのない選択だったと思う」と、ともに歩んできた矢田を称えた。
枚方市総合体育館には3度出場
続けてマイクを握った矢田は「ここ地元枚方で引退式をさせていただき、本石会長に本当に感謝しています」と今の気持ちを言葉にすると、「枚方市総合体育館では、3試合させてもらいましたが、日本タイトル初防衛戦をしたのが一番印象深い」としみじみと振り返った。
「日本で一番練習したからチャンピオンになれた」
「センスのない自分が、どうやったらチャンピオンになれるかを考えた時に、日本で一番練習をしようと。朝から晩まで猛練習して、練習したことを試合で発揮できるようになり、日本チャンピオンになることができた」。
「1日中、ボクシングに打ち込むことができる環境を作ってくれたスポンサーの方々、後援者の皆さま、いつも熱い声援を送ってくれたファン。本石会長、練習をサポートしてくれたスタッフ、一緒に練習を頑張ってくれた選手。そして、いつも一番近くで支えて応援してくれた家族。自分は本当に周りに恵まれているなと思いました。僕に関わってくれた全ての人に感謝を申し上げます」。
「1日中、ボクシングに打ち込むことができる環境を作ってくれたスポンサーの方々、後援者の皆さま、いつも熱い声援を送ってくれたファン。本石会長、練習をサポートしてくれたスタッフ、一緒に練習を頑張ってくれた選手。そして、いつも一番近くで支えて応援してくれた家族。自分は本当に周りに恵まれているなと思いました。僕に関わってくれた全ての人に感謝を申し上げます」。
お疲れさまでした!
「今は、高知県で第2の人生をスタートしています。ボクシングで培った諦めない精神で農業に打ち込み、この世界でもチャンピオンになります! どうかこれからも浪速のターミネーターの応援をよろしくお願いします」と最後の挨拶を終えた。