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[前日計量]2022.8.5

昨年の豊嶋亮太を超える!

豊嶋亮太(帝拳)が今年初戦を迎える
 OPBF東洋太平洋・WBOアジアパシフィック・ウェルター級王者の豊嶋亮太(26=帝拳)が5日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)で、前日計量に臨んだ。

 豊嶋は、明日(6日)に後楽園ホールで開催される「第615回ダイナミックグローブ」のメインイベントで、アダム・アブドゥラミド(27=比)を迎えて、WBO-AP王座2度目の防衛戦を行う。
「良い感じに仕上がった」
 8ヶ月ぶりの試合となる豊嶋は、ウェルター級リミットを300g下回る66.3㎏でクリア。年明けから食事面での見直しを図ったという豊嶋は、「最後は、半身浴をせずにしっかりと体重を落とすことができた。明日は良いパフォーマンスが見せられそうです」と仕上がりの良さを感じさせた。
「明日は倒しにいく」
 「フィリピン人特有の強振だけではなく、ガードが高くてバランスが良い」と挑戦者を警戒。その上で「昨年以上のパフォーマンスを見せる。明日は倒しにいく」とKO宣言した。ストロングポイントであるボディ攻撃から、精度を上げてきたというカウンターで仕留めるつもりだ。
世界を目指す豊嶋亮太に注目!
 昨年1月に長濱陸(角海老宝石→引退)を撃破し、王座獲得に成功すると、5月に別府優樹(久留米櫛間→引退)を倒し、アジア2冠王座統一に成功。12月には坂井祥紀(横浜光)に判定勝ちし、ウェルター級で存在感を示した。

 「ここまできたら、世界を目指したい」。これまで一人も成し遂げていない日本初のウェルター級世界チャンピオンを目指す豊嶋に注目だ!
得意パンチは右ストレート
 これが初来日のアブドゥラミドも、300gアンダーの66.3kgでパスした。「相手の映像は見ていないが(豊嶋は)体が大きくて強そう。勝つために、とにかくベストを尽くす」と意気込んだ。