[試合後談話]2022.7.31
クラトキジムの若手ボクサーが魅せた!
激戦!
和歌山県で唯一プロ加盟しているクラトキジムが31日、和歌山ビッグウェーブで「紀ノ国KOボクシング.26」を開催した。
バンタム級4回戦では、森口山都(18=クラトキ)と玉川拓夢(22=真正)が対戦した。
バンタム級4回戦では、森口山都(18=クラトキ)と玉川拓夢(22=真正)が対戦した。
初回KO勝ち!
玉川の右ストレートを浴びて、腰を落とした森口だったが「ここで負けたら、練習を見てくれたトレーナーに合わせる顔がない」と、強気に打ち返すと、左ボディから連打でレフェリーストップに持ち込んだ。
「気持ちは折れなかった」
激戦を制した森口は「右をもらって効いてしまったが、気持ちを強く持って戦った」と笑顔を見せた。
小学4年から、アマチュアジムでボクシングを始めた森口。大阪府阪南市出身だが、「和歌山から近かったのと雰囲気が良かったので」と、約1年前にクラトキジムに入門した。
小学4年から、アマチュアジムでボクシングを始めた森口。大阪府阪南市出身だが、「和歌山から近かったのと雰囲気が良かったので」と、約1年前にクラトキジムに入門した。
天国にいる親友に勝利を届けた
同級生の高瀬隼人さんから「絶対になった方がいい」と背中を押されて、プロボクサーになることを決意。しかし、高瀬さんは交通事故のため、16歳の若さでこの世を去った。トランクスに高瀬さんの名前を入れている森口は「相手のパンチは効いたけど、倒れて(高瀬さんの)名前をリングにつけるわけにはいかなかった」。
2勝目を挙げた森口は、天国にいる高瀬さんに勝利の報告をする。
2勝目を挙げた森口は、天国にいる高瀬さんに勝利の報告をする。