格闘家の皇治がボクシングに挑戦!
8月14日(日)にエディオンアリーナ大阪第1競技場で『3150FIGHT vol.3』を開催するKWORLD3ボクシングジムの亀田興毅会長とキックボクサーの皇治選手が22日、都内にあるメズム東京オートグラフコレクションで『ABEMAスペシャルマッチ』 by 「3150FIGHT」(仮) の発表会見を開いた。
皇治氏は、JBC(日本ボクシングコミッション)管轄外で行われるABEMAの番組特別企画の『ABEMA スペシャルマッチ』に出演する。対戦相手は、この日の抽選会で、候補に挙がった現役プロボクサーのヒロキング(29=KWORLD3)、アマチュアボクシング関西学生リーグ戦で優勝経験もある藤崎美樹選手、日本・OPBF・PABA元チャンピオンの渡部あきのり氏の中から、ヒロキングに決まった。スペシャルマッチのルールの詳細は、後日発表される。
会見に同席した元WBA世界スーパーフェザー級スーパーチャンピオンの内山高志氏を『アニキ』と慕う皇治選手は、「アニキとやりたい」と指名し、内山氏も、「やりたいんだったら全然いいよ」と答えたが、「でも、オレとやったらお前の打たれ強さの価値がなくなるから」とレジェンドは、笑顔でたしなめた。
スペシャルマッチの相手を務めるヒロキングは「ぶっ倒します」と口数は少なかったが、自動車用の初心者マークを投げつけて、はやる気持ちを抑えた。
格闘技人気が高まる中、ボクシングの人気は未だに限定的と危惧する亀田会長に誘われた皇治選手は「しつこい!」を連呼。それでも、「大阪を盛り上げたい。ボクシングを盛り上げられたら嬉しい」と、再三の呼びかけに応じることとなったと、これまでの経緯を明かした。
内山氏からも「打たれ強さは世界チャンピオンクラス」と称えられた皇治選手は「ボクシングはエンターテイメントになってない」とチクリ。この日の会見で、挑発ではなく、意気込みを語った3名の候補者に対して、「やり直し!」と切り出すと、ボクシングをリスペクトしていることを大前提に「皇治さんと戦えて光栄」との発言にダメ出しした。