[引退式]2022.7.20
源大輝が内山高志と最後に打ち合った!
源大輝(ワタナベ)が最後のリング
元日本フェザー級チャンピオン源大輝(ワタナベ)の引退記念スパーリングと10カウントが20日、後楽園ホールで開催された「WATANABE PROMOTION」興行で執り行われた。スパーリングの相手を務めたのは、ワタナベジムの大先輩、元WBA世界スーパーフェザー級スーパーチャンピオン内山高志氏。大きな拍手で迎えられた。
両者とも、この日のためにジムワークし、万全のコンディションを仕上げた。源は、令和初のタイトルマッチとなった阿部麗也(KG大和)戦で使用したガウンとトランクスを着用し、リングイン。思い出のある後楽園ホールで、尊敬する内山氏に拳をぶつけた。
両者とも、この日のためにジムワークし、万全のコンディションを仕上げた。源は、令和初のタイトルマッチとなった阿部麗也(KG大和)戦で使用したガウンとトランクスを着用し、リングイン。思い出のある後楽園ホールで、尊敬する内山氏に拳をぶつけた。
ガチスパー!
ヘッドギアなしで行われたスパーリングは、源が右ロングフックを強振。内山氏は、ジャブからワンツーで迎え撃った。源も遠慮なくパンチを打ち込み、真剣勝負そのもの。両者のパンチ音に、会場は何度もどよめいた。内山氏が連打を繰り出すが、源はボディワークでかわすと、左ボディを突き刺し応戦。2分3ラウンドの打ち合いは、最後まで盛り上がった。
「今後は料理の道に進む」
10カウントゴングの後にマイクを握った源は、「フルパワーでいったのですが、内山さんは強いです。本当にありがとうございました」とイベントの盛り上げに一役買ってくれた大先輩に感謝した。
源は「連敗した時に、何度も辞めようと思ったが、最後の試合(草野慎悟戦)を2-1で勝てて良かった。勝って辞められるのは贅沢なこと。『また、源の試合が見たい』と言ってもらえたが、気持ちが続かなかった。今後は、料理の道で頑張っていく。(料理でも)絶対にトップを取ります。応援ありがとうございます」と挨拶した。
源は「連敗した時に、何度も辞めようと思ったが、最後の試合(草野慎悟戦)を2-1で勝てて良かった。勝って辞められるのは贅沢なこと。『また、源の試合が見たい』と言ってもらえたが、気持ちが続かなかった。今後は、料理の道で頑張っていく。(料理でも)絶対にトップを取ります。応援ありがとうございます」と挨拶した。
内山高志氏
スパーリングの相手を務めた内山氏は、源から直々にラストスパーの相手をお願いされた際には「お客さんを盛り上げるために、ガチだったらやる」と言って引き受けたことを明かすと、「これからも(源のことを)応援してあげてください」と、新たな門出を迎えた源大輝にエールを送った。
おつかれさまでした。