[JBC]2022.7.20
石澤開は4/21から半年のライセンス停止
石澤開(25=M・T)
JBC(日本ボクシングコミッション)は19日、JBC試合ルール第 15 条、JBC倫理規定第 5 条及びJBC 制裁規定第 2 条第1項 5 号に基づき、4月22日に開催されたWBO世界ミニマム級タイトル戦の前日計量で、失格となった石澤開(25=M・T)を、4月21日から6ヶ月のライセンス停止処分としたことを公式サイトで発表した。また、JBC試合ルール第 15 条、JBC倫理規定第 2 条及びJBC 制裁規定第 2 条第 2 項 1 号に基づき、M・Tジムの村野健マネージャーを、厳重注意処分とすることも決定した。
谷口将隆vs石澤開
石澤は、4月22日に開催されたWBO世界ミニマム級タイトル戦で、チャンピオンの谷口将隆(28=ワタナベ)の初防衛戦の相手に抜擢され、世界タイトル初挑戦を迎えた。しかし、前日計量で契約体重を上回ったため、計量失格となった。特別措置として、石澤には試合の当日に再計量が課せられ、石澤が上限体重の50.6kgでクリアしたため、試合は、谷口が勝利または引き分けた場合は、谷口の王座防衛が認められ、石澤が勝利した場合には、王座が空位となる変則世界戦として行われた。
試合は、谷口の11R 2分 29秒 TKO勝利で幕を閉じた。試合後、チャンピオンの谷口は、改めて「ノーサイド」を強調。石澤には「ペナルティを受けた後は、ボクシングを続けて欲しい」とエールを送った。