[前日計量]2022.7.8
ユース王座をかけて八王子で激突!
熱戦の予感!
日本ユース・スーパーフェザー級王座決定戦の前日計量が8日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、谷口彪賀(23=八王子中屋)と福田星河(22=エディタウンゼント)が計量会場に姿を現した。
試合は、明日(9日)に八王子エスフォルタ・アリーナで開催される「第44回ファイティング・スピリット・シリーズ」のセミファイナルで行われ、ABEMAで全試合ライブ配信される。
試合は、明日(9日)に八王子エスフォルタ・アリーナで開催される「第44回ファイティング・スピリット・シリーズ」のセミファイナルで行われ、ABEMAで全試合ライブ配信される。
「バッチリ仕上がった!」
A級初戦でユース王座に挑む谷口は、スーパーフェザー級リミットを300g下回る58.6㎏で計量を終えた。今年1月下旬から専属の栄養士と契約し、食事を一から見直した。谷口は「食べながら体重を落とすことができた。最後の水抜きも1㎏だけで、バッチリと仕上がった」と万全のコンディションをアピールした。
昨年7月の八王子大会
昨年7月の八王子大会では、大逆転KO負けを喫しただけに雪辱の思いは強いはずだ。その時の映像は何度も見たという。「最初は『なんで負けてしまったんだろう』と悔しい思いだけだったが、何度も見ていく中で修正点が見つかった」とプラスに捉えるようになった。
「相手は手数は多くてスタミナがあるが、テクニックとスピードで圧倒したい。勝って八王子を盛り上げる」と言葉に力を込めた。
「相手は手数は多くてスタミナがあるが、テクニックとスピードで圧倒したい。勝って八王子を盛り上げる」と言葉に力を込めた。
「自分の得意パターンに持ち込む」
2度目のユース王座挑戦の福田は、リミットちょうどの58.9㎏でパスした。今年5月に岸田聖羅(千里馬神戸)との王座決定戦に臨んだものの、判定負けを喫したが、再起戦で再びチャンスを掴んだ。
「ユース王座は、全日本新人王決定戦で負けた時から目指していたタイトル」と話すと、「これがラストチャンスのつもり。必ず勝ってベルトを持ち帰る」とタイトル奪取を誓った。
「ユース王座は、全日本新人王決定戦で負けた時から目指していたタイトル」と話すと、「これがラストチャンスのつもり。必ず勝ってベルトを持ち帰る」とタイトル奪取を誓った。
「ベルトを大阪に持ち帰る」
「相手はテクニックがある、自分とは正反対のスタイル」と谷口の印象を語り、「とにかく前に出て、相手の得意な展開にはさせない」と意気込んだ。福田はこれまで6勝しているが、すべて大阪での試合だ。「アウェー戦だが、勝って自信をつける」。福田の目から覚悟を感じた。
第5代日本ユース王者は!?
昨年の八王子大会でのリベンジを誓う谷口と、ユース王座に強い思いを寄せる福田。両者の思いが真っ向からぶつかり合う!