[試合後会見]2022.6.22
バンタム級女子新王者が誕生!
右:菊池真琴(山木)の右フック!
OPBF東洋太平洋女子バンタム級王座決定戦、同級2位の佐山万里菜(34=ワタナベ)対同級3位菊池真琴(35=山木)の一戦が22日、後楽園ホールで開催された「第100回オーバーヒート・ボクサーズナイト」のメインイベントで行われた。
2度目のタイトル挑戦の佐山と、3戦目でベルトを狙う菊池の意地がぶつかり合った!
第100回記念大会のメインイベントを飾ったのはーー。
2度目のタイトル挑戦の佐山と、3戦目でベルトを狙う菊池の意地がぶつかり合った!
第100回記念大会のメインイベントを飾ったのはーー。
菊池真琴(山木)が新王者!
激戦を制した菊池が新王者に輝いた。前に出てくる佐山に対し、サウスポー菊池は右フックを好打し応戦。前半はアグレッシブに攻める佐山と真っ向から打ち合あった。前半終了時の公開採点は38-38×1、39-37×2で、菊池がリード。中盤から後半にかけて激しいパンチの応酬となったが、菊池のパンチの的確性が上回った。
「気持ちでは負けなかった」
試合後、会見場に現れた菊池は「練習してきたコンパクトなパンチは出せなかったが、右フックは手応えがあった。7~8ラウンドは根性を出せたと思う。ベルトを獲ることができてホッとしている」と、大粒の汗を拭いながら笑顔を見せた。
「赤林檎選手にリベンジしたい」
3戦目でタイトルを獲得した菊池だが、まだまだ満足はしていない。「私はデビュー戦で負けているが、その相手も3戦目でチャンピオンになっている。もっと大きな舞台でぶつかりたい」と、WBOアジアパシフィック女子同級王者の赤林檎(真正)へのリベンジを誓った。続けて「できれば早く世界チャンピオンになりたいが、突っ走ってしまう性格なので、ジムと相談しながら世界を目指す」と抱負を語った。
川島勝フラッシュ赤羽ジム会長
記念すべき100回大会を終えた川島勝フラッシュ赤羽ジム会長は、「無事に終わって良かった。大手のジムではないが、年に2〜3回のペースでコツコツとやってきた。やっとここまでくることができた」と、歴戦の名勝負を振り返り、達成感に満ち溢れていた。
採点表