[試合後会見]2022.6.22
古川夢乃歌の復帰戦! まさかの…
激戦を制したのは!?
元WBA(世界ボクシング協会)アトム級王者の古川夢乃歌(28=山木)が22日、後楽園ホールで開催された「第100回オーバーヒート・ボクサーズナイト」に出場。日本女子フライ級10位の阿比留通子(32=世田谷オークラ)と対戦した。
約5年ぶりに復活した古川と、下克上を狙う阿比留が打ち合った。
約5年ぶりに復活した古川と、下克上を狙う阿比留が打ち合った。
阿比留通子(世田谷オークラ)が殊勲の勝利!
序盤は、古川がリングを大きく使いながら様子を探るのに対し、阿比留はガードを固めてワンツーで応戦。2回、阿比留は左フックで顔を弾くと、その後も回転力を活かした連打でポイントを加点。必死に打ち合った古川だが、馬力のある阿比留が優位に進めた。
「やってやりました!」
元世界王者を撃破した阿比留は「やってやりました!」と声を弾ませた。「私がファイタータイプなので、相手は足を使ってくると想定していた。距離を取られてもどこかで捕まえようと思っていた。もっとボディを打ちたかったが、これまでの試合と比べたら良い動きだったと思う」と殊勲の勝利に胸を張った。
「スタミナが切れてしまった」
一方の古川は「体格差があり、打ち合いでは分が悪いので、足を使って距離を取る作戦だったが、2ラウンドから打ち合ってしまった。パンチは効いていないが、途中からスタミナが切れてしまった」と肩を落とした。
それでも、ボクシングからキックボクシングに転向し、再びボクサーに戻った古川は「久しぶりのボクシングの試合は楽しかった」と自分の居場所を再確認したようだ。
それでも、ボクシングからキックボクシングに転向し、再びボクサーに戻った古川は「久しぶりのボクシングの試合は楽しかった」と自分の居場所を再確認したようだ。