ベガスでアップ! 京口紘人のファイトマネー
昨日遠征先のメキシコから凱旋した、WBA世界ライトフライ級スーパーチャンピオン京口紘人(28=ワタナベ)を直撃! 単刀直入に「お金」の話を聞いた。既に報じられている通り、京口陣営には、WBO世界同級王者ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)との王座統一戦のオファーが届いている。ゴンサレスが6月24日の防衛戦をクリアすることが大前提だが、実現すれば、9月17日に予定されているスーパーミドル級4団体統一王者サウル・カネロ・アルバレス(31=メキシコ)とミドル級2団体王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)によるスーパーミドル級タイトルマッチと競演となる可能性が高い。
試合はメキシコで行われましたが、ファイトマネーは、どの通貨で支払われるんですか?
京口:アメリカドルです。今、円安なので、前回の試合よりも為替でも1ドルに対して、20円くらい多くなります。でも、円安で苦労されてる方もいらっしゃいますからね。
次の試合のオファーが来ているというのは事実ですか?
京口:いくつか話が来ていると聞いてますが、WBOチャンピオンのゴンサレスとの統一戦が決まれば嬉しいですね。まあ、6月24日の試合で(ゴンサレス)が防衛できればですけどね。
そのゴンサレス戦は、今回よりも条件が良くなると聞きました。3倍のファイトマネーという破格のオファーがあったとの報道もありましたが、実際にはどうなんでしょう。
京口:今回よりも増えると聞いてます。徐々に評価されてきてるんだなと思います。プロになって16戦して、世界戦がその半分の8試合で、その内の3試合(中国マカオ・米国ダラス・メキシコ)が海外ですから。海外で評価を頂いてるのは、嬉しいですね。国内で試合をするのは、もちろん嬉しいですけど、世界チャンピオンなんで、海外で試合をすることにも意義があると思ってやってます。
9月17日のカネロとゴロフキンの試合が行われる興行に次戦が組まれるということですが、場所はラスベガスですね。
京口:そう聞いてます。
ファイトマネーは、大きく上がると聞いてますけど、具体的な提示はあったんでしょうか?
京口:ありましたよ。増えたと言っても、まだまだ目標額までは、いってないですよ。
1億円プレーヤーの仲間入りでは、ないですか?
京口:いやいや、まだまだ、そんなにはなってないですよ(笑)
ボクサーになってからのファイトマネーの累計ではどうですか?
京口:次の試合で、ギリギリ1億円に届くか、どうかってところですね。
話は少しズレますが、長旅だったと思います。今回のメキシコ遠征の航空券は、どのクラスだったんですか?
京口:行きはエコノミークラスで、帰りはプレミアムエコノミーでした。行きの方が荷物が多かったんで、逆の方が良かったんですけどね。
9月のラスベガスは、ビジネスクラスで往復を希望してみてはどうですか。
京口:そう願いたいですね(笑)