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[海外試合日程]2022.5.28

悪童対決デイビスとロメロが前日計量で舌戦

WBA世界ライト級タイトルマッチ

 WBA(世界ボクシング協会)ライト級正規王者で、3度目の防衛戦に臨むジャーボンテ・デイビス(27=米)と、挑戦者で同級1位の元WBA同級暫定王者、ロランド ロメロ(26=米)が27日、前日計量で対峙すると、最終記者会見から続く罵り合いに拍車をかけた。

 日本時間の29日午前11時から、WOWOWオンデマンドで先行ライブ配信される注目の対決は、米国・ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで行われる。

デイビスvsロメロ

 ライト級の契約体重のリミットは61.2kgだが、デイビスは600gアンダーの60.6kgでクリア。対する挑戦者のロメロもリミットには届かず、400g少ない60.8kgで秤を降りた。

 計量を終えた二人は報道陣に向かって構えた際、ロメロをデイビスが小突いて舞台から落とすと、ロメロが詰め寄り、関係者が仲裁する一幕を見せた。

ライト級全勝対決!

 この試合は当初、昨年12月に開催が予定されていたが、ロメロに婦女暴行の容疑が浮上したことで一旦取りやめとなった。その後、訴訟が取り下げられたことで、仕切り直しとなったが、両選手は激しいトラッシュトークを展開。いよいよ明日、全勝同士の強打者対決がリングの上で実現する。

WBA世界ミドル級暫定戦ララvsオサリバン
 セミファイナルには、WBA世界ミドル級暫定王者のエリスランディ・ララ(39=キューバ) が登場。WBA同級10位のゲイリー オサリバン(37=英)を挑戦者に迎えて、初防衛戦に臨む。ミドル級リミットは72.5kg。ララは、100g少ない72.4kg、オサリバンは、400g少ない72.1kgで両者ともにクリアした。

 このイベントは、PBCを取り仕切るTGBプロモーションズとメイウェザー・プロモーションズが共同プロモートで開催される。全米ではプレミアム・ケーブル局のShowtimeがPPVで生放送する。