谷口は、A級初戦でユース王座に挑戦する。昨年の八王子大会では逆転TKO負けを喫していて、雪辱の思いも強いはずだ。

　谷口は「たくさん遠回りをしてきて、やっと手に入れたチャンスです。このチャンスをくれた会長に本当に感謝しています。ありがとうございます。今年に入ってから、フィジカルトレーニングや栄養指導をしてもらったりと、新たなことにもチャレンジしているので、前回の試合から進化したところがお見せできると思います。そして、ここ最近はたくさんの方にいろいろな形でサポートしてもらっているのを日々感じています。その恩を返す絶好の機会だと思います。今の自分の全てをぶつけて勝ち、結果を残します。自分の試合を楽しみにしてくださる全ての方に最高の試合と結果をお届けしますので、応援よろしくお願いします」と、意気込みにあふれたコメントを寄せた。

　一方、今年5月に岸田に敗れた福田だが、再びチャンスを掴んだ。

　福田は「前回、王座決定戦に敗れたにも関わらず、もう一度ベルト獲得のチャンスをいただくことができて、自分は本当に運に恵まれていると思います。2連敗中で崖っぷちなので、どんな形でもいいから何がなんでも勝ちにいきます! これがラストチャンスだと思っています! もう一度ボクシングをがんばろうと思うことができたのも、いつも応援してくださっている皆さま、いつも支えてくださっている多くの方々のおかげです。ありがとうございます! 恩返しするためにも試合まで死に物狂いでがんばりますので、よろしくお願いします!」と、ベルト奪取を誓った。