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[立ち話]2022.5.16

西田凌佑がバンタム級2冠戦を熱望!

WBOアジアパシフィック王者の西田凌佑(六島)
 WBOアジアパシフィック・バンタム級王者の西田凌佑(25=六島)が、日本バンタム級王座に興味を示している。5月12日(木)に自身のSNSで「日本王者との統一戦がしたい」と、日本バンタム級タイトルマッチ、王者の澤田京介(34=JBSPORTS)対同級1位の堤聖也(26=角海老宝石)の勝者との2冠統一戦を熱望した。澤田も「指名戦をクリアしたら有りだね」とSNSを通じて応えた。

 5月14日(土)に大阪176BOXで開催された「3150FIGHT SURVIVAL.VOL.0」に出場した同門の山﨑海斗(23)の応援のため会場に来ていた西田に話を聞いた。
「日本のベルトに憧れがある」
 「プロになった時から日本のベルトに憧れがあった」。西田は、伝統の日本王座への思いを語ると、「澤田選手と堤選手の勝者と戦いたい」と2冠王座戦を希望した。同門で4月17日(日)にベルトを巻いた日本ミドル級王者の国本陸(24)の存在も大きい。「側で見ていてより欲しくなった」。

 普段は自己主張しないという西田だが、ジムにもその思いを伝えたという。「いつもはジムが決めてくれた試合をしているが、こういったことを言ったのは初めてです」と語った。
6月23日の日本王座戦を観戦予定
 現在、WBOアジアパシフィック王者で世界ランカーの西田だが「(世界を)狙える立場だが、もちろん世界のチャンスが来たらさせてもらうが、日本王座をしっかりと獲ってから世界を口にしたい」と、国内最強を証明していくつもりだ。
 
 6月23日に行われる澤田vs堤戦も「ジムと相談してからになるが」と、視察したいようだ。
バンタム級が面白い!
 2~5月にかけて同門選手がリングに上がった。「刺激を受けたし、自分も早く試合がしたい」。

 長らく王座不在が続いた日本バンタム級王座だが、2月5日(土)に王座決定戦で澤田がベルトを巻いた。そして、同じく待たされた堤がついにタイトルに挑戦する。ここに西田が絡んできたら…、バンタム級が面白くなってきた!