[試合後談話]2022.5.1
神戸で日本ユース新王者が決定!
熱戦を制したのは!?
日本ユース・スーパーフェザー級王座決定戦が1日、神戸常磐アリーナにて開催された「SENRIMA SUPER FIGHT.64」で行われ、岸田聖羅(23=千里馬神戸)と2020年度西日本同級新人王の福田星河(22=エディタウンゼント)が空位の王座を争った。
第4代王者に輝いたのはーー。
第4代王者に輝いたのはーー。
岸田聖羅(千里馬神戸)が判定勝ち
岸田が、相手のしつこい攻撃に手を焼きながらも、冷静さを失わず勝利を掴んだ。初回から距離を潰してくる福田に対し、岸田は左ボディ、ワンツーを好打しペースを掌握。4~5回に反撃を許したが、その後は距離をキープしながらジャブを軸に丁寧な組み立てを見せた。
「相手は気持ちが強かった」
試合後、ベルトを肩にかけた岸田は「勝ててホッとしている。ベルトは重いですね」と笑顔を見せた。「5ラウンドに少し効かされたが、そうなった時の想定もしていたので慌てることはなかった。次のラウンドはもっと前に出てくると思ったので、ボディ攻撃に切り替えた。集中力が切れかけたが、セコンドの指示で立て直すことができた」とターニングポイントとなった6ラウンドの攻防を振り返った。
「A級で確実に勝てるボクサーになる」
第4代日本ユース・スーパーフェザー級王者に就いた岸田は「まだまだ実力が追い付いていない」と謙遜すると、「これからいろいろなタイプの選手と戦って、キャリアを重ねていきたい」と抱負を語った。
「力不足だった」
一方、最後まで食い下がるも敗れた福田は「作戦通りに戦えたが、詰めの甘さが出た。相手はロングレンジからのパンチが上手かった。力不足です」と肩を落とした。
採点表