[プロテスト]2022.4.26
堤駿斗がプロテストを受験!
プロテストを受験した堤駿斗(志成)
アマチュア13冠の実績を誇り、プロに転向した堤駿斗(22=志成)が25日、後楽園ホールで(B級=6回戦)プロテストを受験した。
堤は、元WBOアジアパシフィック・フェザー級王者の森武蔵(22=志成)との3ラウンドのスパーリングで高い防御技術とカウンターを見せ、トップアマのテクニックを披露した。合否は明日の昼に発表される。
堤は、元WBOアジアパシフィック・フェザー級王者の森武蔵(22=志成)との3ラウンドのスパーリングで高い防御技術とカウンターを見せ、トップアマのテクニックを披露した。合否は明日の昼に発表される。
カウンターが冴えわたった
「スパーリングをしたのは世界選手権(昨年10月)以来、2回目で今日は動きが硬かった。50~60点の出来。良かったとは言えないがまずまずの動きだった」。プロテスト後の囲み取材で感想を語った。
右ボディストレートで仕掛けると、森の左ストレートにすぐにリターンの右をヒット。さらに右アッパーで迎え撃つと、上下の打ち分けを見せた。3回、圧力を強めた森に対し、押し負けず打ち合った。試験官にアピールするには十分の内容だった。
右ボディストレートで仕掛けると、森の左ストレートにすぐにリターンの右をヒット。さらに右アッパーで迎え撃つと、上下の打ち分けを見せた。3回、圧力を強めた森に対し、押し負けず打ち合った。試験官にアピールするには十分の内容だった。
「もっと仕上げていかないといけない」
「テストなので基礎的なところやデイフェンスを見せた」と、丁寧な組み立てを心掛けたという堤だが、「今日はフィニッシュにつなげるところは見せていない。それはデビュー戦で見せたい」と、まだすべての力は出していないようだ。
主戦場はフェザー級
「リングに上がって気がついたが、いろいろな人に見られているなと。ラウンドの合間に上を見上げたら記者さんが見ていた。これからは恥ずかしい姿を見せられないなと思った」とプロボクサーとしての自覚を示した。
今夏にデビュー戦を予定!
あらためて目標を聞かれた堤は「皆に見てもらい、また会場に足を運んでもらえるような選手。そして、世界で評価されるボクサーになりたい」と目を輝かせた。