[試合後会見]2022.4.24
加納陸が世界前哨戦で魅せた!
左:加納陸(大成)が攻め立てた
WBO(世界ボクシング機構)ライトフライ級1位の加納陸(24=大成)が24日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で開催された「駅近ドットコム 米田合名会社グループPRESENTS三田から世界へ18&KEEP FIGHTING.4」のメインイベント、フライ級8回戦でサンチャイ・ヨットブーン(24=タイ)と対戦した。
フライ級転向初戦を迎えた加納は、世界をアピールする内容を見せたのかーー。
フライ級転向初戦を迎えた加納は、世界をアピールする内容を見せたのかーー。
フライ級転向初戦を圧勝!
世界を見据える加納が、ライトフライ級のWBO-AP王座を返上し、フライ級に上げて臨んだ最初の試合。前に出てきたサンチャイに対して、左ボディストレートから、パンチをまとめた加納が最初のダウンを奪うと、左ストレートでダウンを追加。最後はパンチをまとめてレフェリーストップを呼び込んだ。ステップとジャブのタイミングも光った加納がフライ級初戦を完勝で終えた。
「フライ級で世界を目指す」
メインイベントを圧勝した加納は、ダメージひとつなく会見に臨んだ。「ライトフライ級で戦っていた時は減量がキツかったけど、今回は良いコンディションでできた」と、フライ級での戦いぶりに手応えを感じていた。
現在、WBO世界ライトフライ級1位で2度目の世界挑戦も時間の問題だが「ベストな動きができる階級で戦っていきたい」と丸元大成会長に相談し、フライ級で世界の頂点を目指していくようだ。
現在、WBO世界ライトフライ級1位で2度目の世界挑戦も時間の問題だが「ベストな動きができる階級で戦っていきたい」と丸元大成会長に相談し、フライ級で世界の頂点を目指していくようだ。
加納陸(大成)に注目!
「続けて周りが認めてくれる試合をしたい。トップで戦っている選手は強いが、フライ級で力を発揮したい」と拳を握りしめた。
尾崎優日(19=大成)がB級プロテストに合格!
大成ジム期待の新人ボクサー、尾崎優日(19)が、公開プロテスト(B級)を行った。2019年西日本ミニマム級新人王初田翔(石田)と相手に3ラウンドのスパーリングを行った尾崎は、シャープなジャブからワンツーを繰り出すと、サイドに回り込んで左ストレートヒット。さらにスピードを活かした攻撃を見せた。
スピードのある攻撃を披露
テスト終了後に合格が告げられた尾崎は「合格するのは大前提だったがホッとしている。しかし、まだまだこんなものではない。プロのリングで尾崎優日の名前を覚えてもらいたい。世界チャンピオンを目指しているので応援よろしくお願いします」と観客にアピールした。