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[前日計量]2022.4.22

ベルトを奪い返すのは俺だ!

日本スーパーフライ級王座決定戦
 日本スーパーフライ級王座決定戦の前日計量が22日、大阪市内の関西JBCで行われ、同級1位の久高寛之(37=仲里)と同級2位の中川健太(36=三迫)が会場に姿を現した。

 試合は、明日(23日)にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)において開催される「NAKAZATO BOXING GYM Vol.2」で行われる。

 1985年生まれで元日本王者同士による一戦。王座返り咲きを目指す2人に電話取材で意気込みを聞いた。
「明日勝つことに集中する」
 先に秤に乗った久高は、スーパーフライ級リミットちょうどの52.1㎏でクリアした。「どっしりと構えていて落ち着いている。ベテランの雰囲気を感じた」と、横に並んだ中川の印象を語ったが、「相手どうこうではない。自分が練習してきたことをしっかりと出すだけ」と51戦目での王座奪還を誓った。

最終的にはペースを掴む

 「前戦(川浦龍生戦)も前半は主導権を取られたが、中盤から取り返した。明日は、どういった展開になるか想像がつかないが、最終的には自分のペースに持っていく。先のことは考えない。明日の試合に勝つことだけに集中する」と言葉に力を込めた。
「勝って元の位置に戻る」
 一方、勝てば3度目の日本王者返り咲きを果たす中川もリミットちょうどの52.1㎏だった。「減量はキツいが、順調に落ちた。コンディションはバッチリです」と声に張りがあり、調子の良さを伺わせた。続けて「気持ちのぶつかり合いになる。見ている人にそれが伝われば。ここを勝ってまた元の位置(日本王者)に戻る」と意気込んだ。

左ストレートが炸裂するか!?

 "サンダーレフト"のニックネームを持つ中川は「(サンダーレフトを)出しているが、最近の試合では当たっていない。明日、当たるかどうかは神のみぞ知る。楽しみにしていてください」と、得意の左ストレートでベルトを東京に持ち帰るつもりだ。