[試合後談話]2022.4.16
伊賀薫vs樽井捺月! 新王者は?
2度目の挑戦で戴冠したのは!?
日本女子アトム級王座決定戦が16日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第2競技場)で開催される「REAL SPIRITS.79」において行われ、同級1位の伊賀薫(29=真正)と同級3位の樽井捺月(30=山木)が新チャンピオンの座を争った。
前王者の長井香織(32=真正)が返上した王座。第4代チャンピオンの座はーー。
前王者の長井香織(32=真正)が返上した王座。第4代チャンピオンの座はーー。
伊賀薫(真正)が新チャンピオン!
伊賀が2度目の挑戦で戴冠した。初回に右ストレートで倒すと、左右に動きながら反撃に転じる樽井に対し、4回にワンツーで2度目のダウンを演出。後半は激しいパンチの交換となるが、右ストレートが冴えわたった。
「ずっと欲しかったベルト」
試合後、囲み取材に応じた伊賀は「この日のために頑張ってきた。念願のベルトを獲ることができて本当にうれしい」と、満面の笑みを浮かべた。
しかし、「倒したことで右を狙いすぎてしまった。ボディブローやフックを練習してきたのに出すことができなかった」と、快勝にも課題を挙げるのを忘れなかった。
しかし、「倒したことで右を狙いすぎてしまった。ボディブローやフックを練習してきたのに出すことができなかった」と、快勝にも課題を挙げるのを忘れなかった。
「これからも挑戦していく」
「会長にも『ここがゴールではない』と言われた。目標をひとつクリアしたので、どんどんチャレンジしていきたい」と飛躍を誓った。
「最初のダウンは油断していた」
一方、樽井は「初回のダウンは体が硬いうちにもらった。2度目は足が揃った時にもらってしまった」と痛恨のダウンを悔やんだ。
採点表