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[海外前日計量]2022.4.16

今週末はウェルター級祭り!

米英でウェルター級戦線が繰り広げられる

 スペンスvsウガスの世界ウェルター級3冠王座統一戦が行われる今週末の16日(日本時間17日)は、ウェルター級の注目試合が更に米英で開催される。

 米国・テキサス州アーリントンのAT&TスタジアムのアンダーカードではWBA(世界ボクシング協会)同級正規王者ラジャブ・ブタエフ(28=ロシア)が、WBA同級1位のエイマンタス・スタニューニス(27=リトアニア)を相手に正規王座の初防衛戦に臨む。

 更に同日、英国・マンチェスターのマンチェスター・アリーナでは4団体全て5位にランクインするコナー・ベン(25=英)が、クリス・バン・ヘーデン(南アフリカ)を相手に自身が持つWBAコンチネンタル・ウェルター級王座のV7戦を行う。それぞれの会場で前日計量を行うため選手達が出揃った。

ブタエフvsスタニューニス

 ウェルター級リミット66.6kgを正規王者ブタエフ、挑戦者スタニョーニスはともに200gアンダーの66.4kgでクリアした。

 ブタエフは2021年10月にジャマール・ジェームス(33=米)に9回TKO勝利でWBA正規王座を獲得、今回が初防衛戦となる。対するスタニョーニスは全勝で世界初挑戦、リトアニア出身ながら全て米国での試合でキャリアを積んでいった。

ベンvsヘールデン

 WBAコンチネンタル・ウェルター級12回戦、ベンは500g少ない66.1kgで秤を降りた。対する挑戦者ヘーデンは200gアンダーの66.4kgでパスした。

 元世界2階級制覇王者ナイジェル・ベンの息子であるベンはここまで20戦全勝(13KO)の戦績を重ね、ネクスト・ホープとして英国内で絶大な人気を誇る。出身地の南アフリカからここ数年は米国に拠点を移したサウスポーのヘーデンを相手に、印象的な勝利が期待されている。