村田諒太がWBC世界4位にランクイン!
WBC(世界ボクシング評議会)が14日、最新の世界ランキングを発表した。村田諒太(36=帝拳)とゲンナジー・ゴロフキン(40=カザフスタン)によるWBAスーパー・IBF王座統一戦を終えたばかりのミドル級にも早速動きがあった。6月にチャンピオンのジャモール・チャーロ(31=米国)に挑戦するマシエイ・スレッキ(32=米国)のランキングが5位に上がったが、村田は、その一つ上の4位に入った。これは、世界中の猛者がしのぎを削る超激戦階級にあって、村田が評価を下げなかったことを裏付けている。
ミニマム級に動きがあった。3月27日に日本タイトルを獲得した重岡銀次朗(22=ワタナベ)が1位に上がった。
寺地拳四朗(BMB)が月間最優秀選手
この日は、既報のとおり「BOXER OF THE MONTH」にライトフライ級王座返り咲きを果たした寺地拳四朗(30=BMB)が選ばれている。
3月6日にスーパーフライ級のダイヤモンドベルトを獲得したローマン・ゴンサレス(34=ニカラグア)は、ランキング1位に上がった。この試合で敗れたフライ級王者のフリオ・セサール・マルチネス・アギュラー(27=メキシコ)は、変わらずフライ級正規王者。そのアギュラーと昨年11月に対戦して、負傷ドローだったマック・ウィリアム・アローヨ(36=プエルトリコ)も暫定王者に留まっている。
村田とゴロフキンによる世紀のビッグマッチのアンダーカードで、元世界スーパーフェザー級チャンピオン伊藤雅雪(31=横浜光)と対戦し、負傷判定でOPBFとWBO-APのライト級2冠王座防衛に成功した吉野修一郎(30=三迫)が、ライト級世界10位に上がった。念願の世界挑戦に向けて、トップテン入りを果たしたのは、大きな前進。ここからの躍進を期待したい。