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[日本プロボクシング協会]2022.4.12

元女子世界王者・真道ゴーの男子選手登録をサポート!

 日本プロボクシング協会が12日、理事会後にオンライン会見を開いた。この日、同協会の新体制が正式に発足。東日本協会長を務めるセレス小林会長が、同協会長を兼任することが正式に決まった。副会長には、各地域で協会長を務める北日本・佐藤春基氏、中日本・東信男氏、西日本・山下正人氏、西部日本・平仲信明氏が就任した。事務局長は、ワールドスポーツボクシングジムの齊田竜也会長に決まった。

 2017年に性転換手術を受けて、戸籍上も男性となった元女子世界チャンピオンの真道ゴー選手に関して、男子選手として、プロボクサーライセンスを取得できるよう、LGBTの選手をサポートしていくことを再確認した同協会は、ライセンスの発行をするJBC(日本ボクシングコミッション)に対して、嘆願書を提出することを決めた。

 現在、グリーンツダジムで練習を続けている真道だが、西日本協会の山下会長らが、練習とスパーリングの様子を視察し、男子選手としての実力を兼ね備えていると判断したという。今後は、男子選手として登録するためのプロテストの申請をし、JBCに受理され、プロテストに合格すれば、日本では、最初のケースとなる。既に、海外では、女性から男性に性転換後に、男子プロボクサーになった選手もいる。

日本ボクシング協会