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[海外前日計量]2022.4.9

ライアン・ガルシアがリングに帰ってくる!

ガルシアが帰ってくる

 元WBC(世界ボクシング評議会)世界ライト級暫定級王者のライアン・ガルシア(23=米)が9日、米国・テキサス州サンアントニオのアラモドームで再起戦を行う。ガルシアは8日、対戦相手でWBC世界ライト級9位のエマニュエル・タゴエ(ガーナ)と、139ポンド(63.0kg)契約12回戦の前日計量に臨んだ。

ガルシアvsタゴエ

 63.0kg契約12回戦で再起戦を行うガルシアは、契約リミットに100g少ない62.9kgでパス。タゴエは400gアンダーの62.6kgでクリアした。

 リングマガジン社のベルトも懸かった、藤岡奈穂子(T&H)とマーレン・エスパルザ(米国)による「WBA・WBC女子世界フライ級王座統一戦」と同じリングで、メインイベントとして行われるガルシアの復帰戦。超激戦階級として人気のライト級にあって、期待の新星として注目を集めてきたガルシアは、2020年に1月にルーク・キャンベル(34=英)を相手に7回TKOで勝利し、WBC世界ライト級暫定王者となった。しかし、翌年1月にうつ病になったことを告白し、同時に無期限の休養を発表。今回が15ヶ月ぶりのリングとなる。

 対するタゴエは、2戦連続の米国リングとなる。ガーナでキャリアを進め、デビュー戦黒星スタートも、その後は順調に白星を重ね、現在32連勝中。満を持してビッグネームと対決する。