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[前日計量]2022.4.8

村田諒太とゴロフキンが計量をパス!

いよいよ決戦の時が来た!
 WBA(世界ボクシング協会)ミドル級スーパー王者の村田諒太(36=帝拳)とIBF(国際ボクシング連盟)同級王者のゲンナジー・ゴロフキン(40=カザフスタン)が8日、都内のホテルに用意された特設会場で前日計量に臨んだ。両チャンピオンからは、決戦に向けた緊張感が伝わってきた。
 日本ボクシング史上最大のスーパーファイトが実現する!

 さいたまスーパーアリーナで開催される、両世界チャンピオンによる2団体王座統一戦は、Amazon Prime Videoで試合当日※4月9日(土)の午後6時よりライブ配信される。
ゴロフキン:72.5kg
■検診結果
ゲンナジー・ゴロフキン(40=カザフスタン)
・体温 36.4℃
・脈拍 55/min
・血圧 136/87 mm/Hg
・抗原検査 陰性
バースデーサプライズに笑顔を見せたゴロフキン
 この日、40歳の誕生日を迎えたゴロフキンには、帝拳ジムより、40本のチューリップとカタカナで「ゲンナジー」と彫られた判子がプレゼントされた。昨日の記者会見とは、打って変わって、ゴロフキンからもピリピリとした雰囲気が漂っていたが、バースデーサプライズには、思わず笑顔を見せた。
村田諒太:72.5kg
■検診結果
村田諒太(36=帝拳)
・体温36.3°C
・脈拍 54/min
・血圧 148/82 mm/Hg
・抗原検査 陰性
フェイスオフは20秒
 両チャンピオンともに、ミドル級の契約リミット72.5kgで計量をクリア。どちらも表情は硬く、決戦の緊張感が早くも伝わってきた。記念撮影を兼ねたフェイスオフは、約20秒間。最後にグータッチして、村田も表情を和らげた。
あとは、試合を待つだけ。
■帝拳プロモーション本田明彦会長の話

 「(村田は)スピード、キレともよく、ゴロフキンの試合を見て徹底的に研究してきた。コンディションは弁解できないくらい仕上がった。ゴロフキンの練習は見ていないが、スパーリングパートナーを連れてきていないところを見ると、向こうでしっかりと調整してきたのだと思う。無駄な脂肪を落とした素晴らしい体だった。村田はゴロフキンと対峙した時に冷静でいられるか。プレッシャーをかけるか、かけられるか。勝負はそこで決まる」。