ボクシングモバイルニュース
[立ち話]2022.4.4

赤林檎のパワーに注目!

タイトル初挑戦の赤林檎(真正)
 日本女子バンタム級3位の赤林檎(あかりんご/27=真正)は、4月16日(土)にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で開催される「REAL SPIRITS.79」で、元OPBF東洋太平洋女子同級王者の平安山裕子(34=平仲)と空位のWBOアジアパシフィック王座を争う。

 総合格闘技から転向した赤林檎は、強靭なフィジカルと独特のタイミングから繰り出すパンチを武器に連勝し、3戦目でタイトル初挑戦に臨む。拳を交える平安山は、豊富な手数と無尽蔵のスタミナを活かして戦う右ファイターだ。
※撮影時のみマスクを外していただきました。
「迫力のある試合を見せたい」
 赤林檎は、「3戦目という立場でありながら、タイトルマッチを組んでもらえたことがありがたい」と、所属ジムに感謝の気持ちを言葉にしつつも、「(3戦目で)『タイトル挑戦はまだ早い』という声もあると思う。しかし、戦績だけがすべてではない。早く形になるものが欲しかったので、プライドを懸けて戦う」と試合前の心境を語った。
日本拳法から総合格闘技そしてボクシングへ転向
 高校から日本拳法を始めた赤林檎は、大学に進学後も続けていたが「面をつけて試合をするのが物足りなくなってしまって」と、大学4年で総合格闘技に転向。プロ格闘家として7戦リングに上がった。その後、「総合格闘技をしていたのに、寝技が苦手で打撃ばかりしていたので」と、ボクシングへの転身を決意した。
「打ち合いにも応じる」
 どうしても気になるのが「赤林檎」という個性的なリングネームだが「総合格闘技時代に友人につけられた。特に理由はない」とのことで、「変わった名前なので色物だと思われがち」と笑った。

 「打たれ強くて前に出てくるスタイル」。拳を交える平安山の印象をそう語り、「自分が得意とする距離でも戦ってもいいし、打ち合いになっても構わない」と、あくまでも強気の姿勢を貫いた。
ベルト奪取へ!
 「見ている人がのめり込んで、汗をかくような試合をしたい」。得意とするパワフルな攻撃で総合格闘技時代に手が届かなかったチャンピオンを目指す!