[発表会見]2022.3.1
藤岡奈穂子が米国で王座統一戦!
藤岡奈穂子(竹原&畑山)が再び米国へ!
竹原&畑山ボクサ・フィットネスジムは1日、オンライン会見を開き、WBA(世界ボクシング協会)フライ級王者の藤岡奈穂子(46=竹原&畑山)の次戦を発表した。藤岡は、4月9日(日本時間10日)に米国テキサス州サンアントニオ・アラモドームで、WBC(世界ボクシング評議会)同級王者のマーレン・エスパルザ(32=米国)との王座統一戦に臨む。
昨年7月に米国初進出を果たした藤岡が、ビッグマッチに挑む!
昨年7月に米国初進出を果たした藤岡が、ビッグマッチに挑む!
「一番強い相手と戦える」
「今、組める中で最高のマッチメーク」。エスパルザとの一戦が決まった時の心境を明かした藤岡。世界5階級制覇を成し遂げた日本女子ボクシング界のレジェンドだが、他団体との王座統一戦は初めてだ。
藤岡は「残された時間は少ない。その中で一番強い相手と戦いたかった。前戦、米国で勝ったからこそ繋がった試合だと思う」とエスパルザとの対戦に胸を躍らせた。
藤岡は「残された時間は少ない。その中で一番強い相手と戦いたかった。前戦、米国で勝ったからこそ繋がった試合だと思う」とエスパルザとの対戦に胸を躍らせた。
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WBC王者のエスパルザは、2012年ロンドン五輪銅メダリストで2017年3月にプロデビュー。昨年6月にイベス・サモラ・シモラ(メキシコ)に判定勝ちしタイトルを獲得すると、同年12月には初防衛に成功した。一発のパンチ力はないものの、出入りを意識しながら的確なパンチでポイントをピックアップするテクニシャンだ。
エスパルザの映像を見た藤岡は「基本がしっかりしているが、パンチを打ち抜かず、打ったらすぐにディフェンスに回るなど、まだプロ仕様になり切れていない印象。トレーナーが変わったと聞いているので、次戦でどのようなスタイルで来るのか」と語ると、「圧力を強めていけばチャンスが生まれる」とアグレッシブに仕掛けていくつもりだ。
エスパルザの映像を見た藤岡は「基本がしっかりしているが、パンチを打ち抜かず、打ったらすぐにディフェンスに回るなど、まだプロ仕様になり切れていない印象。トレーナーが変わったと聞いているので、次戦でどのようなスタイルで来るのか」と語ると、「圧力を強めていけばチャンスが生まれる」とアグレッシブに仕掛けていくつもりだ。
「レフェリーストップに持ち込みたい」
当初は、今年3月に米国ロサンゼルスで行われる予定だったが、4月にテキサス州に変更になった。「テキサスは相手の地元で完全アウェー。逆に言うとここで勝てば大きな1勝になる。全ラウンド、ポイントを取るつもりで最後はレフェリーストップに持ち込みたい」と意気込みを語った。ビザの関係で出発日時は決まっていないという。
藤岡奈穂子がさらに伝説を作る!
アラモドームは、最大収容人数72000人の会場でかつて、マニー・パッキャオ(比)やサウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)がビッグマッチを行ったことで有名だ。当日は、WBC世界ライト級暫定王者のライアン・ガルシア(23=米)の復帰戦が組まれている。
次戦を勝てばWBA王座の指名戦の予定。藤岡は「ここを勝てば、次も米国での試合の可能性がある。向こうはファイトマネーも良い。後輩ボクサーが米国のリングを目指すように背中を見せていきたい。良い内容で勝つ」と必勝を誓った。厳しい条件の中での王座統一戦だが、これまで幾多の大一番を勝ち上がり、歴史に名を刻んできた藤岡ならここもしっかりと勝ってくれるに違いない!
次戦を勝てばWBA王座の指名戦の予定。藤岡は「ここを勝てば、次も米国での試合の可能性がある。向こうはファイトマネーも良い。後輩ボクサーが米国のリングを目指すように背中を見せていきたい。良い内容で勝つ」と必勝を誓った。厳しい条件の中での王座統一戦だが、これまで幾多の大一番を勝ち上がり、歴史に名を刻んできた藤岡ならここもしっかりと勝ってくれるに違いない!