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[前日計量]2022.2.27

スーパーフライ級のアジア2冠王座決定戦!

波乱のスーパーフライ級!

 スーパーフライ級のアジア2冠王座決定戦の前日計量が27日、都内で行われた。OPBF東洋太平洋王座とWBOアジアパシフィック(WBO-AP)王座を懸けて対戦するのは、IBF世界14位に入っている古谷昭男(24=六島)と橋詰将義(28=角海老宝石) 。橋詰は、OPBF1位・WBO-AP2位とアジアでは、古谷よりも上位ランカー。世界への第一歩を踏み出せるのは、どっちか? 楽しみな一戦だ。試合は、「ひかりTV」でライブ配信される。

古谷昭男(六島)52.0kg

 タイトル初挑戦の古谷は、前日計量を100グラムアンダーの52.0kgで終えると、「セコンドに言われたことをやり通します。自信はあります。準備も整いまくってるので、早く試合がしたい」と、静かな闘志を燃やした。

早く試合がしたい!
橋詰将義(角海老宝石) 52.1kg
 リミットの52.1kgで計量をクリアした橋詰も、タイトルへの思いが詰まっている。「もちろん12ラウンド戦える準備をしてきた」と、万全を期して挑むとしたが「1ラウンドで倒します」と、ボクモバの事前インタビューで話した通り、計量を終えても気持ちは切れていない。明日対戦する古谷の印象も「想像通りでした」と冷静で、アジア2冠獲得に向けて、「(チャンスを)掴むだけです」と締めくくった。
1ラウンドで倒す!

 今週末に世界各国で開催された注目の世界戦は、大荒れ。スーパーフライ級はIBF王者のジェルウィン・アンカハス(30=比)がランキング11位で、地域王者などを歴任してきたフェルナンド・マルティネス(30=アルゼンチン)を迎えて10度目の防衛戦に臨んだが、まさかの敗退。予定されていたWBOチャンピオン井岡一翔(32=志成)との王座統一戦は、実現せず。波乱含みの激戦階級から、ますます目が離せなくなってきた。そんな中で迎えるアジア2冠王座決定戦。お見逃しなく。