亀田興毅がJBCに対して組織改革を求めた。

　東京高等裁判所で24日、株式会社亀田プロモーション他3名が、一般財団法人日本ボクシングコミッション他3名を相手取って損害賠償等請求控訴した事件に関して判決が出た。

　一審に続いて東京高裁も亀田側の主張を認め、JBC及び3名に対して、連帯して合計1億10万円及び、これに対する遅延損害金の賠償を命じる判決が言い渡された。

　裁判後、原告側の弁護士と亀田興毅氏と亀田大毅氏が会見を開き、亀田側は上告しないことを明言。JBCに対して、組織の改善を求めた。これと合わせて、現在、3150ファイトクラブの会長の興毅氏は、西日本ボクシング協会の推薦を取り付け次第、父・史郎氏のトレーナーライセンスを申請する予定で、これが受理されることを願った。

　判決結果を受けて、JBCもオンライン会見を開いた。この席で、永田有平理事長は、「ボクシング競技を止めないためのベストを考える」とし、上告するかに関しては、明言せず、今後話し合って決めるとした。