[取材]2022.1.7
大橋秀行会長が今年の展望を語る
大橋秀行会長
1月11日(火)に後楽園ホールで今年最初の興行「フェニックスバトル83」を開催する大橋ボクシングジムの大橋秀行会長が7日、横浜市内のジムで取材に応じた。
大橋会長は、WBA(世界ボクシング協会)スーパー、IBF(国際ボクシング連盟)バンタム級統一王者の井上尚弥(28=大橋)の2022年の展望について語った。
大橋会長は、WBA(世界ボクシング協会)スーパー、IBF(国際ボクシング連盟)バンタム級統一王者の井上尚弥(28=大橋)の2022年の展望について語った。
PPVは目標数を超えた
井上は、12月14日(火)にアラン・ディパエン(30=タイ)に8回TKO勝ちし王座防衛に成功。日本のボクシング界では初の試みとなる「ひかりTV」と「Abema」でのPPV(有料配信)を行った。大橋会長は「視聴数は明かせないが」としたが「目標は超えた。合格点です」と手応えを感じていた。
次戦は春以降の可能性も
当初、4月に次戦が行われる予定だったが、新型コロナ感染拡大を受けて「状況が掴めない。現在、調整中だがもしかすると(日程が)延びるかもしれない」と散々、悩まされてきたコロナに振り回されて苦笑いを浮かべていた。
バンタム級王座統一へ
「まだ(相手陣営と)接触していない」というが、WBC(世界ボクシング評議会)同級王者のノニト・ドネア(39=比/米)、もしくはWBO(世界ボクシング機構)同級王者のジョンリル・カシメロ(31=比)との王座統一戦を進めていくとした。さらに「年内にはスーパーバンタム級に上げると思う」と世界4階級制覇に向け、これまで通り全力でサポートしていく。
今年の打ち初めはフェニックスバトル!