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[一夜明け会見]2022.1.1

井岡一翔! 王座統一戦まで待ったなし!

大晦日にV4を達成!
 WBO(世界ボクシング機構)スーパーフライ級王者の井岡一翔(32=志成)が1日、オンラインで一夜明け会見に臨んだ。

 井岡は、大みそかに大田区総合体育館で同級6位の福永亮次(35=角海老宝石)に判定勝ちし、4度目の防衛に成功した。

 当初は、IBF(国際ボクシング連盟)同級王者のジェルウィン・アンカハス(29=比)との王座統一戦が予定されていたが、新型コロナウィルスのオミクロン株の感染拡大を抑えるため、日本政府は新規外国人の入国を禁止したためアンカハスは来日できなくなり、福永との防衛戦がセットされた。

 王座統一戦は、延期となったが今春に対戦が予定されている。
「これまでの経験を活かして戦った」
 「12ラウンド戦ったので多少の疲労感はあるが、ダメージはない。元気です」とノーダメージを強調。映像はまだ見ていないというが「効いたパンチもなかったし、初回からペースが乱れる展開でもなかった。状況判断だったり、これまでの経験を活かして戦える自信があったので昨日の試合で焦ることはなかった」と、試合運び同様、冷静に試合を振り返った。
10回目の大晦日決戦も勝利
 「会場入りしてから『大みそかの試合は10回目だな』とこみ上げる思いがあり、これまでの積み重ねてきたものを振り返った。初めて大みそかのリングに上がったときのことを思い出した」。
アンカハスとの王座統一戦へ!
 アンカハスは、2月にIBF世界同級13位のフェルナンド・ダニエル・マルティネス(30=アルゼンチン)を迎えて10度目の防衛戦を行う予定だ。

 今後は「試合に向けてサポートしてくれた家族とゆっくりしたい。今は何も考えずに過ごす時間を作りたい」と休養に充てる。練習再開は未定だとしたが「なるべく早く練習を始めたい」と予定されているアンカハス戦に向けて早めに動き出す。