[公開練習]2021.12.23
井岡一翔! 大晦日の主役の座は渡さない!
10回目の大晦日決戦
WBO(世界ボクシング機構)スーパーフライ級王者の井岡一翔(32=志成)が23日、都内の所属ジムでオンラインでの公開練習を行った。
新型コロナ感染防止のため、新規外国人の入国を一時見合わという政府の方針に伴い、井岡とIBF(国内ボクシング連盟)同級王者のジェルウィン・アンカハス(29=比)との王座統一戦は中止となり、急きょ同級6位の福永亮次(35=角海老宝石)との防衛戦が決まった。
井岡一翔、4度目の防衛戦
井岡は「大晦日に試合をやると決めてから気持ちを切り替えた。相手はこの試合に懸ける思いが強いと思うが、しっかりと準備して迎え撃ちたい」と、10回目となる大晦日決戦に向け静かに闘志を燃やした。
試合は大田区総合体育館で行われ、当日午後6時30分からTBS系列で全国生中継される。
新型コロナ感染防止のため、新規外国人の入国を一時見合わという政府の方針に伴い、井岡とIBF(国内ボクシング連盟)同級王者のジェルウィン・アンカハス(29=比)との王座統一戦は中止となり、急きょ同級6位の福永亮次(35=角海老宝石)との防衛戦が決まった。
井岡一翔、4度目の防衛戦
井岡は「大晦日に試合をやると決めてから気持ちを切り替えた。相手はこの試合に懸ける思いが強いと思うが、しっかりと準備して迎え撃ちたい」と、10回目となる大晦日決戦に向け静かに闘志を燃やした。
試合は大田区総合体育館で行われ、当日午後6時30分からTBS系列で全国生中継される。
トップを走ってきた意地がある!
井岡が初めて大晦日で試合をしたのは2011年のこと。挑戦者のヨードグン・トーチャルンチャイ(タイ)に1回TKO勝ちし、WBC(世界ボクシング協議会)ミニマム級王座2度目の防衛に成功したのがその日のこと。
それからミニマム級2団体王座統一、さらに日本人男子初の世界4階級制覇を成し遂げるなど、今日まで日本ボクシング界のトップをひた走ってきた。
それからミニマム級2団体王座統一、さらに日本人男子初の世界4階級制覇を成し遂げるなど、今日まで日本ボクシング界のトップをひた走ってきた。
2018年のドニー・ニエテス戦
10年間の大晦日決戦で一番印象に残っている試合を聞かれた井岡は「パッと思い浮かんだのは」と、2018年に中華人民共和国マカオで行われたドニー・ニエテス(比)とのWBO世界スーパーフライ級王座決定戦を挙げた。
井岡は「(これまで大晦日の試合を勝ってきたので、初めて負けて)今までと違った気持ちで新年を迎えた。時だけが進んで自分だけが取り残された気分だった」と当時を振り返ると、「これまでずっと戦い続けてきたので、10回目という節目である大晦日の試合を迎えることになった。どうか、その試合をしっかりと見てもらえたら」と意気込みを語ってくれた。
井岡は「(これまで大晦日の試合を勝ってきたので、初めて負けて)今までと違った気持ちで新年を迎えた。時だけが進んで自分だけが取り残された気分だった」と当時を振り返ると、「これまでずっと戦い続けてきたので、10回目という節目である大晦日の試合を迎えることになった。どうか、その試合をしっかりと見てもらえたら」と意気込みを語ってくれた。
万全のコンディションをアピール
今年9月のフランシスコ・ロドリゲスJr(メキシコ)との防衛戦は、無観客試合だったが、今回は有観客で会場内の観戦者数の制限が緩和された中で行われる。「前回は(無観客試合で)違和感があったが、今回はお客さんがいて雰囲気や盛り上がりを感じることができる」と観客の熱気を感じながら戦えることに喜びを感じている。
井岡一翔(志成)が今年も魅せる!
挑戦者の福永は、25歳でボクシングを始めて26歳でデビュー。型枠大工の仕事をしながらスーパーフライ級アジア3冠王者となり、今回代役で世界初挑戦となる。ビッグチャンスに闘志を燃やす福永を相手にすることになったが「境遇や過程は、人それぞれなので気にならない」と話すと、「王座統一戦から一転して防衛戦になったが、こういう時こそ気を引き締めていかなければいけない」と、油断など微塵も感じられなかった。
会見後にはシャドーボクシングでフォームの確認をして終了した。
会見後にはシャドーボクシングでフォームの確認をして終了した。