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[インタビュー]2021.12.1

勅使河原弘晶は米国で「強ぇ!」を見せる

初の米国戦に臨む勅使河原弘晶(三迫)
 世界に最も近い男が米国で暴れる! IBF(国際ボクシング連盟)スーパーバンタム級3位の勅使河原弘晶(31=三迫)は、12月11日(日本時間12日)に米国カリフォルニア州で同級4位のマーロン・タパレス(29=比)とIBF挑戦者決定戦に臨む。

 身体能力の高さと抜群の勝負強さを武器に勝ち上がってきた勅使河原は、この試合で世界に王手をかける。元WBO世界バンタム級王者のタパレスは、2019年12月に元IBF世界スーパーバンタム級同級王者の岩佐亮佑(セレス)とのIBF世界暫定王座決定戦に敗れたが、昨年11月に再起に成功。再び世界戦に戻ってきたパワフルなサウスポーだ。

 勅使河原にとって初の海外戦が米国でしかもWBC世界バンタム級王者ノニト・ドネア(39=米/比)のアンダーカードという絶好のアピールの舞台が用意された。