[立ち話]2021.11.29
六島ジム期待の3人が師走に勝負!
左から山﨑海斗、峯佑輔、デカナルド闘凜生
名門六島ジムが期待を寄せる3選手が12月に勝負を懸ける。日本スーパーフライ級17位の峯佑輔(25)とデカナルド闘凜生(25)は、12日(日)に大阪・天満橋エルシアターで開催される「第69回CHAMPIONS ROAD」に出場。山﨑海斗(19)は、19(日)に大阪・住吉区民センターで開催される「You will be the Champion11」でプロ2戦目のリングに上がる。
大阪市内の所属ジムで汗を流す3人に意気込みを聞いた。
大阪市内の所属ジムで汗を流す3人に意気込みを聞いた。
ダイナミック健次と対戦
日本スーパーフライ級21位のダイナミック健次(30=大鵬)とバンタム級8回戦で対戦する峯は「フィジカルが強くてパワフル」と日本王座挑戦経験があるダイナミックの印象を語ると、「自分のペースで進めていきたい」と意気込んだ。
「存在感を出していく」
20代前半の選手が活躍する六島ジムにおいて、「同級生の西田(西田凌佑=WBOアジアパシフィック・バンタム級王者)や昭男(古谷昭男=IBF世界スーパーフライ級10位)が活躍している中で、自分も存在感を示していきたい。インパクトのある勝利を目指す。チャンスを掴むためにも内容を重視して来年にはタイトル戦に繋げていきたい」と言葉に力を込めた。
「名前負けしないように大きな男になる!」
デカナルドは、日本フェザー級9位の大里登(26=大鵬)と拳を交える。「自分とは10㎝の身長差があり、自分の得意なスタイルを徹底してくる」と大里を分析。その上で、「相手が嫌がることをして倒して勝ちたい。六島ジムのA級ボクサーで自分だけランカーじゃないので、このチャンスを活かす」と必勝を誓った。
「まだ名前負け(デカナルド)しているので、ビシッと勝って大きい男になります!」と2021年最後の試合を勝利で締めくくるつもりだ。
「まだ名前負け(デカナルド)しているので、ビシッと勝って大きい男になります!」と2021年最後の試合を勝利で締めくくるつもりだ。
プロ2戦目に臨む
国体3位の実績を持つ山﨑は、今年8月のデビュー戦を勝利で飾った。次戦を勝ってA級昇格を目指す。「自分としては、初回以外ではポイントを取ったと思ったが試合後に周りから『見ていてヒヤヒヤした』と言われた。動画を見たらパンチはもらっていないが、バランスを崩したし印象は良くなかった」とデビュー戦を振り返った。
「倒して勝つ!」
「自分の得意な右ストレートを磨いてきた。調子が良く向井さん(向井寛史トレーナー)と取り組んできたことがスパーリングでも出せるようになってきた」と話すと、「地元(高知県)から両親も観戦に来る予定なので誰もがわかる勝ち方をしたい」とKO勝利を約束した。