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[ニュース]2011.8.21

結果★モンティエルvsペレス

前WBC&WBO世界バンタム級王者フェルナンド・モンティエル(メキシコ)は21日(日本時間22日)、メキシコのグアダルペ・バレイで元世界ランカーのアルバロ・ペレス(ニカラグア)と対戦した。
○フェルナンド・モンティエル(メキシコ)
 3回1分26秒TKO
●アルバロ・ペレス(ニカラグア)

 奇しくも世界戦で長谷川穂積(真正)と拳を交えた者同士の組み合わせとなった。ともにスーパーバンタム級リミットちょうどの122ポンド(約55.3キロ)でリングに上がった両者だが、力量には明らかな差があった。モンティエルは初回から足をつかいながらスピードとコンビネーションで試合を支配。迎えた3回、元3階級制覇者はペレスのアゴ先に強烈な左フックを一閃。この一撃でペレスはキャンバスに倒れ込んだ。レフェリーはカウントを5まで数えたが立ち上がる気配がないため試合をストップ、モンティエルの勝利を告げた。
 2月にノニト・ドネア(比)に2回TKO負けを喫しているモンティエルは、これで6月の再起戦に続くKO(TKO)勝利。戦績を49戦43勝(36KO)3敗に伸ばしたモンティエルは、「フェルナンド・ベルトラン・プロモーターに、次はスーパーバンタム級で世界戦を組んでほしいと伝えてあるんだ。4階級制覇を達成したいからね。来年はドネアにも雪辱したい」とコメント。
 敗れたペレスは29戦21勝(12KO)4敗1分3無効試合。