ボクシングモバイルニュース
[米国情報]2021.11.24

尾川堅一がニューヨークで公開練習

プロモーション活動撮影を行った
 帝拳ジムよりIBF(国際ボクシング連盟)スーパーフェザー級3位の尾川堅一(33=帝拳)の渡米3日目の様子が届いた。現地時間23日は、午前中にDAZNによるプロモーション撮影およびインタビューがあり、午後からニューヨーク州ブルックリンに位置する、グリーソンズ・ジムに移動しトレーニングした。このジムはかつてモハメド・アリやマイク・タイソンらも汗を流したという名門ジムで約1時間半の練習を終えた後、夕方から公開練習を行った。

 尾川は、11月27日(日本時間28日)に米国ニューヨーク・マジソン・スクエア・ガーデン・Huluシアターで同級2位のアジンガ・フジレ(25=南ア)と空位の王座を争う。試合はDAZNで午前10時からライブ配信される。
アジンガ・フジレとも対面した
尾川コメント「今日は午前中からプロモーション用の写真撮影とインタビューが、ザ・ニューヨーカー・ホテルでありましたが、ラスベガスでの試合の時とは違った撮影で、チャンピオンになった時に帝拳ジムでポスター用のポーズ写真を撮影した時を思い出しました。プロのカメラマンによる演出もあって映像や写真がどう使われるのかとても楽しみで、新鮮な経験でした」

 「その後、昔からあるというブルックリンのグリーソンズジムで練習しましたが、伝統のあるジムで練習することができてとても光栄です。広く趣のある、とても良い感じのジムでした。汗も昨日と同じくしっかりとかくことができ、コンディションを整えながら練習することができました」

 「練習の際にはジムで対戦するフジレ選手と初めて対面しました。とても良い感じの印象を持ちましたが、印象としては顔は小さくスラッとしていたものの、身長は自分よりも少し小さい感じでした。こうやって対戦相手と対面するとテンションも上がるし、イメージも膨らみます。フジレ選手の動きをざっと見た限りでは、持っていたイメージとさほど変わらない感想です。練習と実際の試合では動きがどう違うのか分かりませんが、嫌な印象は持ちませんでした。減量も順調で思ってたよりも体重が落ちたので夜もしっかり食べることができました。今日も1日、絶好調でした!」