[試合後談話]2021.11.13
大阪のリングで下克上!
左:浅海勝太(ハラダ)
右:岩﨑圭祐(オール)
右:岩﨑圭祐(オール)
日本フライ級3位の浅海勝太(26=ハラダ)と岩﨑圭祐(26=オール)が13日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第2競技場)で開催された「FightingBeatBoxing」のセミファイナル51.8kg契約8回戦で激突した。
上位ランカーの浅海とノーランカーの岩﨑の対戦は驚きの結末となった――。
上位ランカーの浅海とノーランカーの岩﨑の対戦は驚きの結末となった――。
岩﨑圭祐(オール)がランカーを撃破!
岩﨑がジャブを決めるとスッと動き的を絞らせず。開始からリズムを作った。続く回も岩﨑はテンポの良い攻撃でペースを維持。3回、浅海がプレスをかけてボディを攻めたが岩﨑は右カウンターでガクッと腰を沈めさせると連打で攻勢。防戦一方になった浅海を見てレフェリーが試合をストップした。
「絶対に勝ちたかった」
控室に戻ってきた岩﨑は「2021年は、1敗1分で前戦も引き分けでA級に昇格したので、今年最後の試合は何としても勝ちたかった。相手はプレスが強くてパンチがあった。ただ、練習してきたことをしっかりと出すことができた。(グラつかせた)右ストレートは自然と出たパンチ。相手の目は死んでいなかったが、セコンドから『攻めていけ』と指示が出たので出し切った」と会心の勝利に声を弾ませた。
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2019年西日本スーパーフライ級新人王の岩﨑は、2度の引き分けなど勝ち切れない試合が続いたが、A級初戦で大仕事を成し遂げた。ランキング入り濃厚な岩﨑は「(ランカーは)嬉しいが、これから狙われる立場になりますね」と言うと、「来年にはタイトルを狙いたい」と抱負を語った。