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[ニュース]2011.8.19

ミハレスが王座返上へ

 IBF世界スーパーフライ級王者クリスチャン・ミハレス(メキシコ)が王座を返上することになりそうだ。ミハレスは9月10日にメキシコでラウル・マルティネス(米)を相手に2度目の防衛戦を予定していたが、その試合はキャンセルになる模様。
 これにともないIBFは9月24日(日本時間25日)、メキシコのメヒカリでマルティネスとロドリゴ・ゲレロ(メキシコ)の間で王座決定戦を行う方向で調整中。  
 王座を返上したミハレスは50戦42勝(18KO)6敗2分。今後に関しては、上のクラスで現役を続けるのかどうかは不明。
 王座決定戦で拳を交えるマルティネスとゲレロは昨年11月、IBF挑戦者決定戦で対戦しており、そのときはマルティネスが2対1のスプリット・デシジョンで辛勝している。戦績はマルティネスが29戦28勝(16KO)1敗。この1敗は09年4月、ノニト・ドネア(比)に4回TKOを敗れたもの。ゲレロは19戦15勝(10KO)3敗1分。
 なお、この日はWBO世界スーパーバンタム級王者ホルヘ・アルセ(メキシコ)の初防衛戦も行われる予定。挑戦者は元IBF世界スーパーフライ級王者シンピウェ・ノンガイ(南ア)。アルセは09年9月、IBF同級王座決定戦でノンガイと対戦し、判定負けを喫している。戦績はアルセが65戦57勝(44KO)6敗2分。ノンガイは18戦16勝(6KO)1敗1分。