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[試合後談話]2021.11.2

芸人「かぎしっぽさち」が満点デビュー!

左:かぎしっぽさち(FLARE山上)が攻め立てた
 DANGANオール4回戦が2日、後楽園ホールで開催され全7試合で熱戦が繰り広げられた。第5試合女子ミニマム級4回戦では、かぎしっぽさち(34=FLARE山上)が玉川夏希(27=花形)を相手にデビュー戦に臨んだ。

 お笑いコンビ「かぎしっぽ」として活動する、さちがノックアクトで初陣を飾った。
初回KO!
 かぎしっぽさちがジャブを飛ばしながら距離を測ると右ストレートでダウンを先取。立ち上がった玉川を攻め立てると左右をまとめてレフェリーストップに持ち込んだ。
「リラックスしてできた」
 デビュー戦を勝利したさちは「試合前はお笑いの賞レース(大会)の準決勝くらい緊張したが、リングに上がったらパンチもよく見えたし、リラックスして戦うことができた」と満面の笑みを浮かべた。舞台で鍛えた強靭なメンタルを武器に堂々と戦った。
お笑いとボクサーの二刀流!
 「友人に誘われて」と2年前に近所にあるFLARE山上ジムに入門。赤井祥彦代表や上原健太郎トレーナー勧められたのと、「映画「100円の恋」の主人公(※自堕落な生活を送っていた32歳女子がプロボクサー目指す物語)と自分がリンクして」と、プロボクサーを目指すようになり昨年12月にプロテストに合格した。

 ボクシングとお笑い活動を両立させるために、午前中にジムワークをしてから夜はライブ出演をしたり、昼間にネタ合わせをしてから夜にジムに来たりと時間を作りながらこの日を迎えた。
「かぎしっぽ」さちに注目!
 試合には、相方のれおてぃさん(34)や同じ事務所のはなわさん、HEY!たくちゃんさんといった先輩も会場に駆け付け、さちの雄姿を見届けた。「目標は日本チャンピオン!そして、お笑いの大会でも結果を出していきたい」と二刀流で有名になるつもりだ。